6月24日~29日に放送された広瀬すず主演のNHK朝ドラ「なつぞら」第13週の平均視聴率が20.7%だったことがわかった。同ドラマは放送開始以降、全週で20%台をキープしているという。
「『なつぞら』は、北海道から東京のアニメ制作現場に舞台が移って以降、中だるみが視聴者から指摘されていました。しかしアニメ制作が本格始動するにつれ、再び人気が上昇。特にジブリの『火垂るの墓』などで知られる映画監督・高畑勲氏をモデルにしていると思われる人物を中川大志が演じ、大きな注目を集めています」(テレビ誌記者)
そんな中、視聴者が気になっているのは、広瀬演じるヒロインが誰と結婚するのかという話題だ。今後、宮崎駿監督をモデルにしたと言われる染谷将太の登場が発表されているが、彼は劇中でヒロイン以外の女性と結婚する可能性があるという。
「染谷演じる神地航也と結婚すると思われる相手は、元AKB48の渡辺麻友が演じるアニメーター・三村茜です。三村は、東映動画のアニメーターだった大田朱美氏をモデルにしたと言われており、彼女はのちに、後輩にあたる宮崎駿監督と結婚しました。その後、宮崎監督は東映動画をやめて別のプロダクションに移るのですが、深夜帰宅が続き、妻との共働きを断念。子供を出産していた朱美は、育児に専念するため退職し、夫を支えたそうです。そのためドラマでも、三村と神地が結婚し、共働きを続けた後に引退するという流れが描かれる可能性があります」(前出・テレビ誌記者)
アニメ界のレジェンドをモデルとしたキャラが続々と登場する可能性のある「なつぞら」。今後、さらに視聴率を伸ばすこととなるかもしれない。