連続テレビ小説「なつぞら」(NHK)で大型書店「角筈屋」社長の茂木一貞を演じているリリー・フランキー。さらに6月30日から第2部がスタートした大河ドラマ「いだてん」(NHK)にも、阿部サダヲ演じる田畑政治が勤める新聞社政治部長の緒方竹虎として出演。つまり朝ドラと大河という“役者にとって出演することが夢”とも言われる2大ドラマをかけもちしているのだ。
リリーは俳優だけでなく、イラストレーターから文筆業、写真家、演出家など、マルチな才能で活躍。2001年に発売した絵本「おでんくん」はアニメ化され、2005年に発売した長編小説「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」はドラマ化、映画化、舞台化されている。
ところがそんなリリーに、あることを心配する声があがっているという。
「それは“遅刻”です。リリーが遅刻魔であることは有名で、2、3時間の遅刻はザラ。過去には文筆業でも原稿の締め切りを平気で破る編集者泣かせでしたからね。ドラマ収録の現場に遅刻せずにきちんと間に合っているのだろうかと、心配されるのも当然でしょう」(女性誌記者)
ぬめり感あるキャラクターを演じさせたらピカイチのリリー。朝ドラや大河に出たい役者にとって、リリーは疎ましくもあり憧れでもあるのでは。