渋谷すばるが関ジャニ∞からの脱退を発表して、約1年3カ月。18年の大みそかにはジャニーズ事務所を退所して海外でリフレッシュし、今年4月、ようやく動きだした。自主レーベル「World art」を立ち上げ、秋をめどに、ワーナーミュージック・ジャパンの全面バックアップのもと、CDデビューするという。
同じ96年入所の村上信五と横山裕との3人で、関ジャニの兄貴分としてグループをけん引してきた渋谷。メンバーのなかでは特に横山と仲が良かったため、“支柱”を欠いたあとの横山を心配する声が、当時は多かった。だが、そんな心配は無用だったようだ。
「普段から仲がいい6人ですが、最近は、楽屋で言葉遊びがはやっているようです。村上が『炊飯器』と言えば、丸山が『ジャー』と続け、村上が『ジャー』と続けると、最後は2人で『麺』と声をそろえるというものです。そもそもは、吉本新喜劇の応酬ギャグ。メンバーのなかではかつて、渋谷と丸山でやっていたものでした。でも、渋谷が抜けたことによって、丸山の相棒がいなくなった。そこで、村上がその任を買って出たというわけです」(芸能関係者)
こうして村上につけられたあだ名は、「2代目炊飯器」。常に代役がおり、安田章大、大倉忠義が丸山の相手を務めることもある。メンバーの盛り上がりをよそに、1人クールを気取っているのが横山だ。
「大倉いわく、横山は『(カメラが)回ってへんし…』という態度を取るそうです。そうなると、横山が普段テレビで見せている明るさが、空元気ということになってしまいますが(笑)、それにはワケがあるよう。まだ7人だったころ、楽屋があまりにもうるさすぎて、スタッフからクレームが入ったからです」(前出・芸能関係者)
渋谷なき関ジャニも、そのバカっぷりは健在か。6人は、浪速のはっちゃけイメージを崩さない。
(北村ともこ)