NEWS・手越祐也が7月6日に放送された日本テレビ系夏の音楽の祭典「THE MUSIC DAY 2019 ~時代~」で、X JAPANの人気楽曲「紅」を熱唱、そのパフォーマンスを巡って、視聴者の評価が真っ二つとなったようだ。
番組では「ハイトーンメドレー」と題して、ハイトーンボイスでお馴染みの広瀬香美や小柳ゆき、小野正利など実力派歌手たちが自身の持ち歌を披露。
そんな中、NEWSでも高音域を担当する手越だけが、唯一他アーティストの楽曲をカバーする形で登場した。本家に合わせてシャウト気味に歌ったりと、自分たちの持ち歌を歌唱する時とは違った歌い方でファンを魅了し、「手越くん風にアレンジされててよかった」「あんな難しい楽曲を…さすが手越くんの一言に尽きる」「手越の紅、意外と聞けたわ」「ジャニーズでここまで歌えるのはすごいでしょ!」と、そのパフォーマンスを絶賛する声が多数見られている。
しかし、その一方では「高音は出てないな」「普通に苦しそうだし、音域が合ってなくないか」「完全にカラオケやん」「やっぱり、Toshlさんと比べるとだいぶ劣るな」などの手厳しい指摘も確認されている。
「リリースから30年が経つものの、現在も歌番組で披露されるなど、若い世代にも知られるX JAPANの代表曲である『紅』。一般的に、カラオケで歌うと大事故必至の難易度高めな楽曲であることから、それを生放送で無難に歌い遂げたことをまず評価する人も多いようです。しかしながら、ハイトーンボイスと爆発的な声量が聴かせどころのロックナンバーとあって、手越の歌唱では“まずまず”だった感も否めません。手越もX JAPANの世界観に近づけようと、できるだけ裏声は使わずに地声で頑張っていたように見受けられますが、もとより、錚々たるアーティストたちと肩を並べて歌唱するならば『ジャニーズとしてはすごいほう』『よく頑張った』などといった慰めのような褒め言葉は、むしろ痛恨の極みでしょうね」(エンタメ誌ライター)
もっとも、手越のX JAPANに対する敬意は十分に伝わる内容となっており、スキルの高低にかかわらず、すべてを受け入れていくのが音楽の素晴らしさというもの。次なる「紅」歌唱のチャンスを得た際には、さらなる“熱”のこもったパフォーマンスを見せてほしい。
(田中康)