ナイツの土屋伸之が7月6日に放送されたラジオ番組「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)に出演。前回(6月29日)放送で思わず号泣してしまったハプニングを反省している。
前回放送では同番組がスタートした15年10月から出演していた同局の小林豊アナウンサーが7月1日付でアナウンス部から異動することになり、最後の出演を果たしていた。
小林アナは今までに何度も番組で訪れたとしまえんから中継を行っており、スタジオMCを務める出水麻衣アナに「頑張ってくださいよ」とエールを送ると、出水アナはこらえきれずに涙を流していた。
エンディングでは小林アナが再び登場し、アナウンサーとしては「二度とマイクを持つことはないかと思います」と明言し、「小林豊、ここまでです。廃業です」という言葉を締め、30年にわたるアナウンサーとしての仕事を終えている。
その直後のCM明けでは、出水アナが交通情報を呼びかけようとするも、号泣してしまい原稿を読むことができず。その様子を見て、土屋が代理で原稿を読もうとするも、土屋も涙をこらえきれず話せなくなり、結局、相方の塙宣之が代理の代理で交通センターへの呼びかけを行っていた。
そんな前回放送について、今回の冒頭で触れており、土屋は「出水さんが泣くのは(仕方ないけど)ダサいのはオレだよね。何なら途中まで泣かせにいってたわけじゃん。その後オレも泣いて原稿読めなくなるって、超ダサいよね」と反省。
塙も「出水さんの涙はわかるんですよ。小林さんにずっとアナウンサー時代からずっとお世話になって」「これはやっぱり放送事故ですからね」と、土屋の涙はあってはならないことと笑い交じりでイジっていた。
その後も土屋は「読めばいいだけなのに、何かよぎっちゃって、出水さんの涙が」と反省しっきりだったが、リスナーからは「恥ずかしいことかも知れないけど、みんな好感を持ったと思うよ」「感情移入しちゃったんだね。人情味溢れる優しい方ですね」「むしろ好感度爆上がりです」などといった声が上がるなど、むしろその人間性を絶賛する声が目立っている。
また、「むしろ別の土屋は号泣を反省するべき」といったツッコミも見られており、反省モードの土屋を見て、“別の土屋”が号泣失態を掘り返される展開となっている。
「来年でコンビ結成20年を迎えるナイツとあって、職業は違えどアナウンサー業30年のベテランが表舞台から去る瞬間を目の当たりにして、土屋にも通ずるものがあったのでしょう。もちろん、番組リスナーでも涙する人も多かったようですから、土屋の涙を非難する人はほとんどいませんでしたね」(エンタメ誌ライター)
そして、反省する必要も全くないのに土屋が謝罪したことで、運悪く非難される結果となったのが同じ名字の土屋太鳳だ。
「土屋太鳳は6月20日に放送された『ぐるナイ2時間SP』(日本テレビ系)の『ゴチになります』で最下位となり、全員分の食事代18万1100円を支払うことが決定すると『お金がない』と号泣。最下位の者が全額自腹というのが元々のルールなのに泣き出したこと、そんな土屋太鳳の姿を見て、ナインティナインの岡村隆史や、千鳥のノブら男性出演者は動揺して、土屋太鳳のフォローで精いっぱいな様子が映し出されていたこともあって、視聴者からは土屋太鳳への非難が殺到しました。その火は未だ消えることなく、今回のナイツ土屋の謝罪で掘り返されてしまったようですね」(前出・エンタメ誌ライター)
土屋太鳳としては残念なトバッチリを食らった結果となるが、今度、涙を流す際には、世間から共感や理解が得られる涙を流してほしいものだ。
(田中康)