嵐・相葉雅紀が「24時間テレビ42 人と人~ともに新たな時代へ~」(日本テレビ系)のドラマ「絆のペダル」に主演することが7月8日、発表された。
同ドラマは、相葉にとって7年ぶりの同局での主演作になる。実在の自転車プロロードレーサー・宮澤崇史氏と母親の実話を元にしたもの。プロになり、日本一になる夢の直前で、最愛の母が肝臓病に。助ける道は生体肝移植だけ。だが、ドナーになれば選手としての未来はない。それでも信念を貫き、生体肝移植に挑戦した宮澤の奇跡的な復活を描いた感動作だ。
「制作発表で、相葉はやる気満々ぶりをアピール。熱心に台本を読み込んでおり、『もう(せりふは)覚えた』と豪語。『本当に宮澤崇史さんという方を知ってもらいたい。スゴイ方なんですよ。情熱を傾けて、その情熱が力になり、人ってここまで行けるんだってところまで行った方なので』と熱弁をふるっていました。しかし、自転車の練習を既に始めたという相葉の頬はコケ、目の下には真っ黒なクマがくっきり。筋トレのし過ぎによる体の絞りすぎを心配する声も出るほど。チャリティパーソナリティーを務める浅田真央が『スポーツって体を大変使うので、今、体大丈夫ですか?』と気遣うと、相葉自身その自覚はあるようで、『ちょっとダメですか?細いですか?弱そうですか?』と聞き返す場面も見られました」(テレビ誌ライター)
相葉の起用にガッカリしたのは、大野智のファンだ。大野は同局の3年前の連続ドラマ「世界一難しい恋」以来、ドラマのお呼びがない。自ら活動休止を言い出すほど心身ともに疲弊していたことを考えると当然の措置だが、一つでも多く、少しでも長くこの目に焼き付けたいというのがファン心理。
とはいえ、連続ドラマや映画に主演して座長として引っ張っていくだけの気力はなさそう。そこで、嵐がメインパーソナリティーを務める24時間テレビの中のドラマなら、意義を感じて首を縦に振るかもしれないと一縷の期待を抱いていたのだ。
「櫻井翔だって1年半、ドラマのお呼びがない。もっとも、日本テレビでの最後の主演作『先に生まれただけの僕』が惨敗したことも要因かもしれませんが。それよりも、櫻井には7月21日の選挙特番『NNN参院選特別番組 zero選挙2019 ~アナタに迫る!新時代の大問題~』(日本テレビ系)キャスターの大役がある。時間的に不可能なこともあり見送られたのでしょう。相葉に決まったのは、天然癒し系キャラで、老若男女にアピールできるから。実際、茶の間の好感度はメンバーの中でも高い。何より相葉は根が真面目で常に前向き。現場では笑顔を絶やさず、決して弱音を吐かない。活動休止前の嵐特需で関連番組の数字は堅調そのもの。好調の波に乗って突っ走るためには、マストな人選といえるでしょう」(ジャニーズウオッチャー)
相葉の体力が長持ちすることを期待したい。
(塩勢知央)