7月14日に放送されたNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に、日本人女性初の金メダリスト・前畑秀子演じる女優・上白石萌歌が登場。小麦色の健康的な水着姿に視聴者からは驚きの声が上がっている。
「『いだてん』も第二部がスタート。阿部サダヲ演じる主人公の田畑政治は、新聞記者ながら、日本の水泳界を世界レベルに引き上げ、1964年の東京オリンピック招致に奔走する人物。ロス五輪に向けて神宮外苑にプールも完成。ここで開催された大会で上白石演じる前畑が16歳にして平泳ぎ日本新記録をマークするのですが、泳ぐ姿は現役アスリートと見間違うばかり。実は前畑役を演じるにあたり、上白石は半年前から水泳トレーニングを行なっていました」(テレビ誌記者)
さらに水泳トレーニングと共に行なっていたのが、肉体改造。管理アドバイザーの指導の元、1日5食。「野菜もとりつつ、寝る前には脂質の多い肉やパスタ、唐揚げ、ショートケーキなどを食べ」7キロの増量に成功したと、本人もコメントしている。
これ対してネットでは、応援する声が寄せられるのと共に前作「西郷どん」で西郷隆盛を演じた鈴木亮平のような主役で出ずっぱりではないことから「実際の前畑の容貌や体つきを知ってる人は少ないと思うし。ここまでやる必要があったのか」と首をかしげる声も寄せられている。
「本人は『シネマトゥディ』の取材に答え、『肉体から役作りをすることでセリフや前畑選手の生き様にも自然に落とし込むことができた』とコメント。『これからは自分に制限をかけずにいろんな人物に挑戦したい』と意気込みを語っています」(前出・テレビ誌記者)
しかし今回の1日5食、7キロ増量には、本人だけでなく事務所の思惑もあるとするのが、夕刊紙のデスクだ。
「上白石は、2011年『東宝“シンデレラ”オーディション』で史上最年少の10歳にしてグランプリを受賞。昨年はヒットドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)、さらに今年は話題のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)に出演して重要な役どころを演じ人気、実力共に期待の星に。まだ若干19歳、いずれは初代グランプリに輝いた事務所の大先輩・沢口靖子のように朝ドラのヒロインの座を狙えるはずです」
初登場で、女優魂を十分にアピールした上白石萌歌。今後の活躍も要チェックだ。
(窪田史朗)