元TBSアナウンサーの宇垣美里が、テレビ局の常識に反した発言を繰り出した?
7月12日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)にて、TBS在職時の18年3月に発生した“コーヒーぶちまけ事件”の真相を告白。レギュラー出演していた情報番組「あさチャン!」からの降板を伝えられ、その際に激昂してコーヒーを壁にぶちまけたと伝えられてきた一件について説明したのである。
「宇垣は『あさチャン!』のプロデューサーから降板を伝えられたのが1~2週間前というギリギリのタイミングだったと説明。『なんて失礼なことをするんだ。もっと前に決まっていたはずだし、言うべき』と異を唱え、なかなか決まらなかったと釈明するプロデューサーに対して『決まらないんだったら(降板を)先延ばしするべきだ』と猛反論したそうです。それでも納得できず、『じゃあもういいです。とりあえず上司とお話しします』と吐き捨てたうえで、そのプロデューサーが買ってきてくれたコーヒーを流しに捨てたことが大きく書かれたものだと明かしていました」(テレビ誌ライター)
さらに宇垣は、この話が外部に漏れたことについて「民度が知れるわ」と古巣のTBSを批判。これについては各方面からも批判を浴びているが、今回の発言で問題視されるのは“別のセリフ”にあるという指摘も。テレビ誌ライターが続ける。
「宇垣は『上司とお話しします』と啖呵を切った点です。彼女はアナウンス部の上層部に訴えることで番組降板を覆そうという思いがあったのかもしれませんが、プロデューサーが宇垣に降板を伝えた時点で、社内的には宇垣降板が決定事項になっていたハズですからね。アナウンサーはテレビ局にとって大事な資産であり、どの番組に出演させるのかは編成局と各番組の折衝に加えて、アナウンスセンターとも調整しながら複雑なパズルを完成させていくもの。その結果をアナウンサー本人に伝えるのはいわば人事異動の内示に当たると考えられます。宇垣はこの内示を“打診段階”だと思ったのでしょうかね?」
決定済みの人事異動に対して「上司と話す」と反抗的な態度を取り、あまつさえ職位が上のプロデューサーに買ってもらったコーヒーを捨てるという挑発的な行為は、一般的な会社員としては、決して容認されるものではないだろう。
これも、バラエティ番組で語られた一種の“盛られた話”だと信じたくなるような、いち社会人として常識外れな一面を繰り出してしまった宇垣。今後の活動において、不利なレッテルを貼られてしまわないか心配ではあるが、これも自業自得と言わざるを得ないのかもしれない。
(白根麻子)