7月13日に放送された「音楽の日」(TBS系)にて、9日に亡くなったジャニー喜多川社長を悼む企画が放送された。昨年いっぱいで芸能活動を引退し、裏方にまわった滝沢秀明がプロデュース。また滝沢の手紙をMCの中居正広が読み上げる場面も。同番組は平均視聴率11.6%の高視聴率を獲得した。
滝沢が演出とプロデュースを務めた同企画は、Snow ManやHiHi JetsらのジャニーズJr.たちが、歴代ジャニーズのヒット曲を披露。さらに滝沢歌舞伎の名物である「腹筋太鼓」も披露した。
「滝沢の演出ということで注目を集め、高い視聴率を獲得しましたが、内容には疑問の声が上がっています。というのも出演したのがJr.のメンバーで、一般的な視聴者は初めて見るメンバーばかりだからです」(芸能ライター)
番組には嵐を始め人気グループが多数出演。だが、彼らはこの企画で歌うことはなく、ただ見守っているだけだった。
「視聴者にしてみれば、嵐が歌うヒット曲メドレーを見たかったはず。Jr.が起用されたのは、Jr.の面倒を見ている滝沢が演出だから。それなら滝沢演出を外して、嵐に歌ってほしいと考える人が出てくるのも当然。Jr.たちが歌っている最中、先輩たちは体を揺らしてノリノリになるわけでもなく、所在なげにしていたのが印象的でした」(前出・芸能ライター)
ジャニー喜多川社長という柱を失い、離散もささやかれるジャニーズ。滝沢秀明の舵取りに注目が集まりそうだ。