公開中の映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」に出演中の俳優・松田翔太。翔太は、ある喰種(グール)の臓器を移植されて喰種と化した主人公の大学生・金木研(窪田正孝)を、「喰べたい」と欲する美食家・月山習を怪演している。
父は、故・松田優作さん。翔太が4歳のとき、“昭和を代表する名優”は40歳の若さでこの世を去った。
翔太は昨年9月、モデルの秋元梢と結婚。秋元の父は、「ウルフ」の愛称で親しまれた元横綱・千代の富士こと先代九重親方。偉大すぎる二世タレントのカップルとあって、結婚披露宴には一流芸能人が多く出席した。ジャニーズタレントからは、嵐・松本潤が姿を見せている。
「2人は、05年のドラマ『花より男子』(TBS系)で共演。席次はマツジュン、小栗旬、阿部力といった『F4』が再集結して、超豪華だったそう。披露宴は、マツジュンがそれまでに出席した中でいちばん感動的だったそうで、翔太さんのスピーチに号泣。でも、うれしさのあまり飲み過ぎていて、内容は覚えていないとか」(芸能関係者)
松本が翔太と親しくなったのは、「花男」より実は前。翔太が芸能界入りする前の14歳のときだ。兄の松田龍平が松本と堀越高等学校時代の同級生で、実家を行き来するほど仲が良かった。翔太が帰宅すると、龍平の部屋で松本がゲームをしていても驚かないという。
「当時からマツジュンは、物事をズバズバと言い、ストレートに切り込むタイプ。龍平が優柔不断なのでいろいろ決めてもらっていたようです。高校時代のグループは今でも交流があり、龍平が『第37回日本アカデミー賞』で最優秀主演男優賞を受賞したときは、みんなでパーティーを開いたそうです」(前出・芸能関係者)
松本の高校時代の親友といえば、歌舞伎役者・中村七之助もいる。こちらは、父が故・中村勘三郎。松田家と同じく、中村家も家族ぐるみの付き合いだ。
社交性抜群の松本。華麗な交遊録の中でも、高校時代のツレは別格のようだ。
(北村ともこ)