ダイエット中はどうしても「何を食べないか(減らすか)」に気を取られてしまいがち。すると、「もっと食べたいのに、どうして…」と満足できず、結局予定以上に食べ過ぎてしまうことも。そんな場合は、おかずを1品増やして満足度を高めることで、全体の摂取カロリーを減らす方法がオススメです。
ダイエット中でも積極的に摂取したい栄養素は、筋肉や肌の主な原料であるたんぱく質と代謝を高めるビタミン・ミネラル。ビタミン・ミネラルは低カロリーな野菜や果物に豊富に含まれているため、ダイエット中でもしっかり摂取できているケースが多いです。
一方で、不足しやすいのがたんぱく源。肉や魚は調理法によって高カロリーになることが多いため、ついつい減らしてしまいがちです。そこで、比較的低カロリーでたんぱく質がたっぷりの副菜をプラスして、摂取カロリー全体を減らしても満足感はしっかり得られるようにしましょう。オススメの副菜は次の3つです。
■納豆
低カロリーなうえに整腸作用も期待できるため、納豆はダイエットの強い味方。また、糸を引くため早く食べにくいところもうれしいポイントです。他のおかずを食べる前に、ゆっくり、しっかり噛んで食べるようにしましょう。空腹に任せて必要以上に食べてしまうのを防ぐ効果も期待できますよ。
■しらす
サラダにもごはんにもかけることができ、カルシウムやたんぱく質をしっかり補うことができます。しらす自体に塩気があるので、料理を薄味にして摂取カロリーを調節するのにも役立ちます。
■ツナ缶
生野菜によく合うツナは、手軽にたんぱく源をプラスすることができるお助け食材。サラダやオムレツ、パスタなどにあわせやすいですよね。とくに、パスタなどの麺類にプラスすることで、炭水化物に偏りがちな栄養バランスを整えやすくなります。
これらのような低カロリーで栄養満点の副菜を取り入れることで、美味しさを味わって満足感を得ながらも、全体の摂取カロリーを調節することが可能です。ぜひ、副菜を充実させて、主菜やごはんの食べ過ぎを防いでくださいね。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)