関ジャニ∞・村上信五が37歳にして、フジテレビの2020年東京オリンピックのメインキャスターに就任した。同局ではこれまでに、「村上信五とスポーツの神様たち」や「村上信五∞情熱の鼓動」など、スポーツ特番のMCを務めてきた。さらに、本年度まで3年連続で「FNS27時間テレビ」にメイン級で出演。11月2日~3日にわたって放映される今年も、総合司会のビートたけしをサポートするキャプテンを担う。
中学生時代はバスケットボール部に所属。その経験を生かして、これまでに多くの五輪選手を取材してきたが、今回はその実績が高く評価された格好だ。“村上五輪”は叶うべくして叶ったと言えそうだ。
「村上はテレビに対してすごく貪欲なんです。自宅にあるのは、市販のハードディスクやブルーレイレコーダーではなく、『SPIDER』という法人用の製品。これをリースしています。この機械は、1クール(3カ月)の全録画が可能で、パソコンでもテレビの検索・視聴ができるプロ仕様。『最強の全録&検索マシン』と呼ばれていて、法人用はテレビ番組制作側が広報・マーケティングツールのために使っているものです」(芸能関係者)
いくつかランクがあるなかで、村上が使用しているのは10日間の全地上波を録画できるもの。自腹でリースしている。CMカットはもちろん、コーナーごとの放映時間まで算出できるため、タレントパワーの分析や市場調査におおいに役立つ。
「テレビマンがすべきことを、自宅でやっている村上。もはや、テレビ業界を乗っ取る勢いです(笑)。関ジャニの中で圧倒的なソロのレギュラー本数を抱えるウラでは、すさまじい努力をしていたのです」(前出・芸能関係者)
およそ7年前、村上がメンバーの大倉忠義と焼肉を食べている場に、“百獣の王”武井壮がやってきたことがある。テレビに出はじめて、またたく間に人気者になった当時の武井は、1日11本の番組に出るほどの荒稼ぎをしていた。そんなときでさえ、村上の年収の足元にも及ばなかったという。“関ジャニのキング”は、30歳にしてすでに富豪道を歩んでいたと推測できる。
本人いわく、年収は「引くほど」ある。20年以降、五輪バブルでさらにギャラは上がるはず。村上の高笑いが止まらない、か。
(北村ともこ)