Hey!Say!JUMPの中島裕翔に対し、ストーカー行為をしたとして会社員の20代の女性が現行犯逮捕されたことが8月23日分かった。
警視庁によれば、女性は19日、港区のジャニーズ事務所近くで中島につきまとった疑いが持たれており、事務所からの通報で現行犯逮捕されたが、調べに対し、女性は容疑を否認しているとのこと。
また、女性は中島の自宅周辺をうろつくなどしていたため、事務所からの相談を受けた警視庁が6月につきまとい行為をやめるよう警告していたようだが、それに従わなかったため、逮捕となった模様。
「JUMPは一部の熱狂的なファンがメンバーの新幹線の移動時にホームに殺到したり、飛行機の搭乗ゲート前の通路をふさぐなどして、一般利用者に迷惑をかけるなどのマナー違反が問題視され、5月に全国アリーナツアーの見送りを発表していました。その後、10月に台湾・台北アリーナで『Hey!Say!JUMP LIVE 2019 in Taipei』を開催することが発表されると、ファンたちは残念がっていましたが、これだけ過激なファンがいるのですから、全国ツアー見送りはメンバーの安全面を考えると英断だったとほとんどのファンが感じているようです」(エンタメ誌ライター)
この20代女性がストーカー容疑で逮捕されたことについては「男性アイドルにだって人権はある。逮捕されて当然」「害悪なファンはどんどん取り締まられるべき」「この1件が抑止力になってほしいな」などといった声が上がっている。
「逮捕を受けて、ジャニーズ事務所は『ストーカー行為などによる精神的不安は仕事に多大な影響を及ぼすため、今後も同様の事案が発生した際には厳正に対処してまいりたい』とコメントしていましたが、関ジャニ∞の大倉忠義も昨年11月にファンサイトのブログにて、一部ファンのストーカー行為に頭を悩ませていることを明かしています。プライベートで訪れた飲食店での食事でも、駅などでいつも見かけるファンが横のテーブルにいたりすることもあったそうで、『ストレス以外のなにものでもない』『寿命が縮まっているのではないかとも感じる』とも綴っており、最後には『普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ』と漏らしていたほどです。ファンならば何をしてもいいと勘違いしている輩もいますが、今回の逮捕は過剰ファンに対してのいい見せしめになったのではないでしょうか」(前出・エンタメ誌ライター)
ストーカー逮捕報道が出た23日には音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に生出演し、いつもと変わらぬ笑顔を見せ、アイドルを貫いていた中島。
しかし、心の中ではモヤモヤを抱えながらのパフォーマンスであったことは間違いないだけに、どうか以降はファンが落ち着きを取り戻してくれることを願うばかりだろう。
(田中康)