日本テレビが猛プッシュして売り出した元乃木坂46の市來玲奈アナだが、ここ最近、影が薄くなっているとの指摘が出始めてしまっているという。18年4月の日テレ入りでは話題をさらい、今年1月にはドラマ「3年A組」の朝礼体操を同僚アナと一緒にYouTubeで披露。その華麗なダンスに「さすがは元アイドル!」と喝采が寄せられていたが…。
「同局の人気番組『行列のできる法律相談所』でアシスタントを務めている市來アナですが、これまでの松本志のぶアナや徳島えりかアナといった人気者に比べると、出演者による“猛烈”なイジりを受けていない点もあり、どうにも影が薄いのは否めないところ。また『news zero』のお天気コーナーではとくにミスのないキャスター姿を見せているものの、顔の派手さがないからか、元乃木坂という雰囲気が発揮されていないのかもしれません」(テレビ局関係者)
そんな市來アナに対して、やけに存在感を見せつけているのが、同じ元乃木坂46の肩書を持つテレビ朝日の斎藤ちはるアナ。
「斎藤アナはテレ朝入局と同時に『羽鳥慎一モーニングショー』に抜擢。当初はアナウンサーとしての未熟さを指摘されていたものの、クセの強いコメンテーターたちから話を振られても上手に受け流すなど、今ではすっかり番組になじんでいます。8月27日の放送では耳を動かせる特技を披露すると、コメンテーターの玉川徹氏が『斎藤さんが動かすとネットにバーッと上がっちゃう』と評したように、ネットニュースで取り上げられることに。いまやちょっとした言動まで話題になるなど、1年目にして早くも人気アナとして活躍しています」(前出・テレビ局関係者)
現在の活躍ぶりでは、斎藤アナが市來アナをややリードしているといったところか。ネット検索回数でも斎藤アナが二倍ほど上回っているようだが、そんな二人の差はどこで生まれたのだろうか。アイドル時代の二人を知るアイドル誌ライターがささやく。
「市來は早稲田大の附属校に在籍しながら乃木坂46でも活動していましたが、当時から学業との両立を理由にアイドル業を休むことも多く、ファンからは『言い訳が多い』との悪評が立ったことも。得意のダンスでは連盟から強化選手に選ばれるほどでしたが、アナウンサーの世界ではその実力を活かす場面が少ないのも現実です。一方の斎藤は第一期メンバーながら第10弾シングルまで選抜入りできないなど伸び悩んでいたものの、明治大学に入ってからは知的な一面が注目されるようになり、学内誌にも取材されるように。また父親が著名なアメフト選手で自身もアメフト好きなことから、NHKのアメフト番組にゲスト出演するなど使い勝手の良さも評価されていました。市來は自身の才能でのし上がっていくタイプなのに対し、斎藤は周りの助けを得るのに長けているタイプという違いがあるといえるのかもしれません。これが、女子アナの世界となると、現状では斎藤のほうに有利に働いているのでしょう」
現状は1年後輩の斎藤アナに後れを取っている市來アナだが、今後の巻き返しが期待されるところだ。
(浦山信一)