最近では、その業務効率のよさから職場で昼寝を推奨する傾向があり、わざわざ場所や時間を設ける企業も出てきています。それだけ睡眠は、生産性にも大きく関わることのようですね。
そのような中、昼休みの余った時間でデスクに突っ伏して寝るといった人も多いでしょう。でも、起きたときに腕がしびれたり、寝た気がしなかったりと、いろんな悩みはありませんか? そこで、気持ちよく寝るコツと気持ちよく起きるコツを紹介しましょう。
睡眠専門医師の坪田聡さんによれば、昼寝は午後の眠気のピークがくる14時前に、20分まで取るといいのだとか。ちょうどランチを食べた後ですね。寝る直前にコーヒーや緑茶、紅茶などのカフェイン入り飲料を飲んでおけば、20~30分後に効果が得られるため、ちょうどいいそうですよ。
管理栄養士のコーゲヨーコさんの著書「そのダイエットでいいの? あなたの人生を変えるダイエット 第1部:ダイエット編」(ごきげんビジネス出版刊)には、ダイエットにも昼寝は重要だとされている他、昼寝によって眠気が軽減して集中力や意欲が高まると、昼間の活動性が上がって、昼夜のメリハリがつくことから、夜の睡眠の質も高まると書かれています。
また、眠りが深くならないためにも、昼寝は机に突っ伏したり椅子の背もたれにもたれかかったりして眠るほうが、完全に横になるよりいいともあります。腕がしびれないよう机に突っ伏して眠れるクッションも出ているので、ぜひ活用してみましょう。