歌手の工藤静香が二科展で入選したことを9月9日配信の「スポニチアネックス」が報道。快挙を成し遂げた工藤だが、ネット上では賞賛される一方、酷評も浴びせられた。
記事によると、工藤は「第104回二科展」に入選。1990年から23回出品したが、なんと、全て入選。今回入選したのは「心の華」と題された、80号(縦1メートル45センチ、横1メートル12センチ)の油絵で、作品を横にした工藤の写真も掲載。砕け散る破片で空いた穴から、白い光が放たれている絵は、眩しいほどの輝きを放っている。
同日更新のインスタグラムでは、この作品の完成までの過程を写真で紹介。工藤は「生きてゆく中で、人の心は様々な事に傷付き、また喜びに触れ、全ての経験が花びらのように重なってゆくのではないかと思います。壊れそうになっても、一生懸命生きる輝きを放ち綺麗な華を咲かせてゆけたら。と、思いながら描きあげました」と、作品に対する思いを吐露。
インスタグラムのコメント欄では、「絵への思いを聞くとまた感動します」「しーちゃん、素晴らしい絵です!」「出来上がりの過程見せくれてありがとうございます」などと、お礼と賞賛のコメントが相次ぎ、投稿5時間で1万4千以上の「いいね!」がついた。
「ところが、ニュースサイトで取り上げられた『スポニチ』の記事に対するコメントでは、辛辣なコメントが殺到しました。『何がいいのか、さっぱりわからない』『絵に関してど素人ですが、この絵の“良さ”が全くわからない』『来年も再来年も入選確定ですね』など、酷評のオンパレードでした。素直な感想だと思いますが、もしかすると、工藤の才能に対する妬みもあるかもしれません」(芸能記者)
酷評は絵だけではなかった。「絵より本人の姿がある意味、印象的」「工藤が強烈すぎて、絵に目がいかない」「服がダサすぎる」などと、工藤の容姿やファッションセンスまでダメ出し。
「工藤も49歳ですからね。肌のケアに余念はないと思いますが、寄る年波には勝てません。絵の横に立つ工藤の写真を見ると、肌の衰えを隠すためか、しっかりメイク。きれいではありますが、若作りの感は否めません。服装も黒で統一しているせいか、若々しい印象はなく、まるで黒子です」(前出・芸能記者)
壊れそうになっても、一生懸命生きる輝きを放つ工藤の姿をいつまでも見ていたいものだ。
(石田英明)