お笑いコンビ・アンジャッシュが9月12日に東京都内で行われた映画「僕のワンダフル・ジャーニー」の公開イベントに登場。“もし生まれ変わるなら何になる?”との質問に渡部建は相方の児嶋一哉を指名する一幕もあった。
転生の旅に出る老犬ベイリーの運命を描いた同作のストーリーになぞらえ、「もし生まれ変わるなら何になりたいですか?」との質問を受けた渡部は「児嶋さんかな」と回答し、その理由として「人様に名前を間違えられて『児嶋だよ!』と大声で本名を言う。それだけでこの人は家を建てて、犬を飼った。最高の人生だよ」と児嶋の十八番ネタをイジり倒した。
すると児嶋も「あれだって大変だよ。『児嶋だよ!』『おい!』『こら!』って返さなきゃいけない」とその苦労をアピールしたが、「その3つだけじゃねぇかよ!」とさらなる渡部のツッコミを浴びる結果に。
「グルメの食べ歩きや食事全般に関する博学ぶりなど、私生活における趣味や特技を上手く仕事に繋げた渡部は、いかにテレビの世界から関心を持ち続けてもらえるかを必死で模索してきた努力家です。過去には学生時代に学んだという心理学を生かした独自の恋愛テクニックもお披露目するなど、甲子園野球への造詣の深さも含めて、売れ続ける為に様々な試行錯誤を繰り返してきました。そんな渡部からすると、『児嶋だよ!』のほぼ一芸でブレイクを果たした相方の芸人人生は極端にイージーに映ったのでしょう(笑)。しかも児嶋のネタは周囲の協力を前提とした絡み芸ですから、自力でコツコツとあらゆる分野の知識を深めていった渡部にとっては割に合わないとも感じているかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
とはいえ、そんなアンジャッシュのデコボコな人間性のコントラストは絶妙なハーモニーを生んでおり、ネットにも「仲が良いですね」「バランス取れてるから良い関係なのかも」「素敵で面白いコンビ」との好意的な声がある。
今後も引き続き児嶋は共演者から名前を間違えてもらえるように働きかけていく必要がありそうだ。
(木村慎吾)