元タレントの坂口杏里が9月18日に自身のインスタグラムアカウントを更新し“青汁王子”こと株式会社メディアハーツ前社長・三崎優太氏と並んだ写真を公開している。
脱税の疑いで逮捕され、有罪判決を受けていた三崎氏は6日にツイッター上で「僕が脱税したとされている“1億8000万円”を日本の未来のために贖罪寄付します。個人から一人につき100万円を180名様に現金で寄付します」と発表し、三崎氏のツイッターをフォローした上で当該ツイートをリツイートすることで応募が完了すると説明。この三崎による“贖罪寄付キャンペーン”に応募していた坂口は18日、「三崎優太さんの生配信を見てたら、まさか電話がかかってきてビックリした笑」と切り出し、「実は昨日、三崎優太さんにお会いして100万円を頂きました!!」と報告すると、三崎と横並びで100万円の札束を口でくわえている写真も添付している。
この決して上品とはいえない画像を公開したことで坂口と三崎氏の2人には多くの非難が集まる事態となった。
「そもそも“日本の未来”のために贖罪寄付すると豪語していた三崎が当選者のひとりに“お騒がせタレント”の坂口杏里を選んだことで、『坂口さんに渡すくらいなら本当に困ってる人や夢を応援する為に使って欲しい』『贖罪の為の企画なんだよね? 本当に贖罪の気持ちがあるなら坂口杏里のような人を選ばないと思う』との指摘が集まり、『結局拡散力がある有名人優先か』『青汁は少しでも記事にして欲しいから、当然(当選者を)選ぶよね』『デキレース』などの失望の声もあります。ZOZO前社長の前澤友作氏がSNSでお年玉キャンペーンを実施した際にも指摘されましたが、やはりこのような企画ではツイッターのフォロワー数が多いインフルエンサーを当選させた方がその後の二次的な拡散力に繋がる為、一般人に比べると断然有利です。この2人の写真を見させられた他の応募者が怒りのリアクションを示すのも仕方ないでしょう」(テレビ誌ライター)
とはいえ、当選者は坂口以外にも続々と通達されており、10月1日までに順次発表していくと説明しているが、やはり坂口と札束を噛み合う横並び写真のイメージがあまりにも悪かったと言わざるを得ないだろう。
(木村慎吾)