お笑いトリオ・ネルソンズの青山フォール勝ちが9月15日にバラエティー番組「笑いが無理なら体張れ」(TBS系)のスタジオ収録中、右肩甲骨関節窩骨折など全治8週間の怪我を負っていたことがわかった。
TBS側は事故を謝罪した上で、その経緯に関しては青山がローションの塗られたテーブル上からジャンプして着地した際に右肩を負傷したと説明。青山はスタジオで待機していた医師の応急処置を受けた後に病院へ搬送され、全治8週間と診断されるも、患部を固定した状態であれば仕事が続行可能とのことで、翌日から仕事復帰を果たしているという。
「今回の事故に限らず、バラエティー番組収録時のタレントの負傷はテレビ局にとって細心の注意を払うべき事項ですが、ネット上ではそもそもこの番組名『笑いが無理なら体張れ』に対するツッコミが相次ぎ、『番組名からして怪我前提な気はする』『タイトルがすでにパワハラ』『まぁ番組名見るとある程度怪我も覚悟ぐらいの気持ちで芸人も臨んだろうし、しゃーない面はある』『番組のコンセプト自体が問題なのでは?』との指摘があります。もちろん全ての怪我を100%防ぎ切ることは難しいでしょうが、やはりタイトルのメッセージ性が強すぎてしまい、あたかも番組側が無理をさせたかのような印象を抱いてしまいますからね」(テレビ誌ライター)
また、負傷したお笑い芸人の青山フォール勝ちについても「事故より、青山フォール勝ちという芸名が気になってしょうがない」「芸名面白いな」「青山フォール勝ち!?」「青山って選手がフォール勝ちしたけど、怪我したのかと思ったら違った」などの反応がSNSを占め、事故そのものよりも番組名と芸名がよもやの注目を浴びてしまう結果となった。
もちろん彼の負傷が1日でも早く癒え、青山フォール“負け”状態からの脱却を図ってもらいたいところである。
(木村慎吾)