9月23日、上野樹里主演の月9ドラマ「監察医 朝顔」(フジテレビ系)が、最終回を迎えた。前回のラストでは、大規模な土砂災害が起こったという。
「前回の放送は、風間俊介演じる主人公の夫・桑原が、土砂崩れの下敷きになるという衝撃シーンで終了。さらに土砂から、結婚指輪をした彼の腕だけが伸びている場面が映し出されたため、多くの視聴者が死を覚悟することに。しかし今回、桑原は、あっさり救出されるという拍子抜けの展開が描かれたのです」(テレビ誌記者)
この展開に、“主人公が最愛の人を解剖する”というシーンを期待していた視聴者からは「なんだよ!つまんねぇぇぇ!」「あれだけ前回や予告で煽ったくせに死ぬ死ぬ詐欺かよ!」「ぬるい展開だ!」と、怒りの声が殺到した。
今回の内容には、ある事情が絡んでいる可能性も噂されている。
「桑原は原作だと死んでいるようです。にもかかわらず今回、ドラマで生存させたのは、やはり続編を見据えてのことでしょう。『朝顔』は、全放送2ケタ視聴率と好調で、原作ストックもまだまだある。フジは何としても続編をやりたいはず。そして月9といえば、『トレース~科捜研の男~』の続編が決まっていたものの、主演である錦戸亮の事務所退所によりお蔵入りになったと、様々なメディアが報じました。なので『朝顔』の続編は、穴埋めとして早い段階で放送される可能性もあるでしょう」(前出・テレビ誌記者)
はたしてフジは今後、テレビ朝日のドラマのように、「朝顔」をシリーズ化していくのだろうか。