広瀬すず主演のNHK朝ドラ「なつぞら」もいよいよ最終週。9月26日の放送では、北海道・十勝をなつ(広瀬)と共に訪れた清原果耶演じる千遥を、草刈正雄演じる泰樹が抱きしめ涙するシーンに、ネットでは朝から「涙腺崩壊」コメントが躍った。
「最終週では、なつが手掛けるアニメ『大草原の少女ソラ』も終って、故郷・十勝に帰郷。牛舎を訪れたなつ達を、杖で体を支える泰樹(草刈)が迎える。『ご無沙汰してます』と頭を下げる千遥(清原)に泰樹が無言で近づきハグすると、顔をあげる2人の両目から涙が滲むという感動の再会シーン。泰樹演じる草刈を相手に、一歩も引かない演技を見せた清原に対しては『かつてこんな天才少女がいただろうか…』『17歳にしてこの演技…凄い。やはり若手女優の中で果耶ちゃんは別格だわ』といったコメントが寄せられました」(テレビ誌記者)
清原は2015年、朝ドラ「あさが来た」で女優デビュー。女中ふゆ役を演じて話題を集め、翌2016年、大河ファンタジー「精霊の守り人」(NHK)ではヒロインを演じる綾瀬はるかの少女期の役を。2018年には「透明なゆりかご」(NHK)でもヒロインを演じ、透明感あふれる演技が高い評価を得ました。さらに今年、時代劇「螢草 菜々の剣」(NHK BSプレミアム)でもヒロインを演じ、17歳ながら、すでに主役の貫禄十分。
今回「なつぞら」を観た視聴者から「清原果耶ちゃんも朝ドラのヒロインに」「予言しておきます。1年後ヒロインは多分彼女です」といった“清原果耶、朝ドラヒロイン待望論”が湧き起こっている。
「23日に配信された『日刊ゲンダイDIGITAL』でも、清原の“朝ドラヒロイン待望論”の見出しが躍っていました。現在は大阪在住で仕事がある度に上京しているようですが、高校卒業と同時に芸能活動を本格的にスタートさせることは間違いありません。朝ドラヒロインは既に想定内と、局内ではもっぱら評判のようです」(夕刊紙デスク)
しかし、活躍の舞台は「テレビだけではない」と、よく知る制作会社プロデューサーは語る。
「2017年には約500人が参加したオーディションを勝ち抜いて映画『3月のライオン』に出演。今年1月に公開された映画『愛唄-約束のナクヒト-』のヒロイン、映画『デイアンドナイト』でも500人のオーディションを勝ち抜きヒロインに輝くなど、映画界でも清原は期待の星。もし朝ドラのヒロインを演じるとなれば、拘束期間も長くなる。映画出演との兼ね合いがポイントになりそうですね」
さて清原は“朝ドラヒロイン待望論”の期待に応えることができるのか!?
(窪田史朗)