イギリス出身の世界的なシンガー・ソングライターのスティングが10月9日、生番組「スッキリ」(日本テレビ系)に出演して生歌を披露。68歳になった今も衰えない美声に賞賛の声が上がった。
「イギリスのバンド・ポリス時代とソロ時代合わせて、およそ1億枚のアルバムセールスを記録しているスティングは、今年5月名曲の数々をセルフカバーしたアルバム『マイ・ソングス』をリリース。今回は7日の福岡公演を皮切りに、9日・10日には千葉県幕張メッセ、12日に仙台、そして15日に大阪で公演を行うために来日。この日はポリス時代の名曲『見つめていたい』を生披露しました」(音楽ライター)
スティングの「スッキリ」出演は今回で2回目。番組でMCを務める加藤浩次は、スティングの大ファンでもあり、番組内では今年4月26日に50歳の誕生日を迎えた加藤を祝ってスティングから送られたVTRメッセージが再び放送され、加藤が涙を浮かべる一幕もあった。
「VTRメッセージの中でスティングは『ニューヨークから誕生日おめでとう』そして『浩次いいかい?君は君のままでいい。それで十分なんだよ』といったメッセージが届けられると加藤は『ヤベェ泣きそうだよ。すげー嬉しい』と答え、『炎上とかしてみんなにバッシングを浴びた時に、あれを俺は見るよ』とコメント。この発言からスティングのバースデー・メッセージが一連の“加藤の乱”で苦境に立たされた加藤の支えになっていたのではないかと、スタジオでも大いに話題になりました」(放送作家)
このやり取りを観た視聴者からは、「加藤浩次の誕生日に送った言葉が『君は君のままでいい』だったんだね、イイね」「バースデー・メッセージも良かったですね」「大好きなスティングの言葉で涙ぐむ加藤浩次。ステキ」といったコメントが寄せられている。
「加藤は今月1日付で吉本興業と『専属エージェント契約』を締結。共同確認書へのサインも済ませ、事実上は吉本興業への残留となりましたが、7月22日に放送された『スッキリ』の中で『今の社長・会長体制が続くなら俺は吉本興業をやめる』と発言。一連の騒動“加藤の乱”は収まったように見えますが、『東スポweb』などの報道メディアによっては、番組の降板や打切りも取り沙汰されています」(前出・放送作家)
苦しい時に加藤を支えたであろうバースデー・メッセージ。やはり、世界的なスーパースターの一言は重みが違う!?
(窪田史朗)