9月30日限りでジャニーズ事務所を退所し、音楽活動に重きを置くとされる錦戸亮が、関ジャニ∞と同時期にライブを実施することとなり大きな波紋を呼んでいる。
「NEWSポストセブン」は10月12日、「錦戸亮を直撃、関ジャニ∞との“ライブかぶり”に何を思う」と題した記事を配信。錦戸が長きにわたって在籍してきた関ジャニ∞がライブを開催する11月20日に、同じく錦戸も自身のライブを実施する事実を伝え、「ライブの時期が関ジャニ∞とかぶっていますが、何か思いや狙いがあるんのですか?」と本人へ直撃取材も敢行すると、「今、急いでますんで。時間ある時にまた。(ライブの日程については)オフィシャルサイトでも答えますので」という錦戸からの回答を得ている。
「これには関ジャニ∞も怒り心頭です。錦戸はジャニーズを退所した9月30日から日付が変わった瞬間にツイッターやインスタグラム、YouTubeなどのアカウントを開設し、あっという間にツイッターでは78万人、インスタグラムでは84万人のフォロワーを集め、公式YouTubeチャンネルにも16.5万人もの登録者を確保しました。退所からわずか2週間で一般的なサラリーマンの何倍もの収入を得られる基盤を整えられた訳ですが、一連の“錦戸亮”という名前で得られる数字の実績のほとんどはジャニーズ事務所のおかげであり、“錦戸亮”についてくる全てのファンは事務所が多大なるお金と労力をかけて積み上げてきた賜物です。それを本人も理解しているからこそ、ファン離れが進まないうちに退所直後から各SNSアカウントを開設したのでしょう。こうした錦戸の事例は、所属タレントをいつまでも囲いたいジャニーズ事務所にとっては悪しき前例となってしまいますが、そこへさらに“ライブかぶり”という仕打ちも受けたわけですから、親不孝者と解釈されても仕方がないですね」(テレビ誌ライター)
ファンの間でも錦戸の“恩を仇で返す”行為には「関ジャニ∞はもちろん、錦戸くんも応援したいですが、もろもろの言動を見るたびに複雑な気持ちになります」「私はこれからの関ジャニ∞をより一層応援する」「自分は関ジャニ∞のファンだけど、錦戸さんの行動は許せない派なので今後彼を応援することはありません」「錦戸さんのファンでしたが、最近アホらしいと思えてきて一気に冷めました」などと失望を覚えたとする声が多い。
長く応援し続けてくれたファンだけでなく、ファンに囲まれるような“錦戸亮”を作り上げた会社にも一定のリスペクトを示す必要があるのかもしれない。
(木村慎吾)