ママタレントとして人気を博している木下優樹菜が、不適切発言で窮地に立たされている。実の姉が勤務していたタピオカ店を退店したのに伴い、インスタグラムにて「給料もちゃんともらえず、、給料明細までもらえず、、人間不信のようになってしまぃました」などと主張したことが発端だった。
すると“事件の真相”を知るとする人物が、木下から届いたというDM(ダイレクトメール)を公開。そのDMには「いい年こいたばばあ」「これからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」などと威圧的な発言が綴られており、これが恫喝だとしては木下に批判が集中する結果となったのである。
「木下はかつてのヤンキーキャラを脱して、最近はママタレントとして活躍。子育て世代を中心に女性からの支持を集めていました。しかし、今回の一件でその素性が暴かれたのに加え、タピオカ店経営者を“オバタン”呼ばわりしたことなどで、今度は女性から総スカンを喰らうことに。今後は女性視聴者の多い番組への出演が難しくなるでしょうね」(芸能ライター)
そんな木下の所属するプラチナムプロダクションには、同じくママタレントの小倉優子が在籍。その小倉はヘアメイクアーティストとの離婚を経て、昨年12月には歯科医師と再婚しており、アップダウンの激しい人生が共感を呼んでいる。それに対して木下はお笑い芸人・藤本敏史との愉快な夫婦ぶりで人気を博しており、同じママタレントながら小倉とは棲み分けができていた。それが今回の一件により大きく変化すると、芸能ライターが指摘する。
「小倉と木下という二大ママタレント陣に割って入ってきたのが、10月1日にプラチナムへの移籍を発表した釈由美子です。実業家男性と結婚し、現在は3歳の息子を育てる釈の加入により、同事務所では“ママタレトリオ”として売り出すこともできたはず。ところが木下の芸能活動にケチが付いてしまったため、今後は木下の穴を埋める存在として釈を猛プッシュする可能性が高くなったという見方ができます。これで釈のママタレ人気が高まれば、たとえタピオカ店を巡る一件が落ち着いたとしても、木下には戻るスペースがないという羽目になりかねません。これでは、ママタレ勢力図を自ら悪いほうに塗り替えてしまったのも同然でしょう」
果たして木下のタピオカ問題はどれくらい尾を引くことになるのか。人気のタピオカミルクティーのように不透明なのかもしれない。
(白根麻子)