日本を代表するYouTuberのHIKAKINに、まさかの事態が発生だ。10月17日発売の週刊誌「女性セブン」では、HIKAKINの自宅マンションにて、SNSやYouTubeへの投稿自粛を求める張り紙が掲示されたと報じた。
その張り紙では防犯上の観点を理由に、マンションの外観や共用部分だけではなく、専用部分についても〈画像・動画を安易に投稿・掲載しないようにお願いいたします〉と注意喚起。要するに自分の部屋であっても室内の様子をYouTubeで公開してはいけないと規制する内容となっている。
同記事ではHIKAKINが、50m走ができそうなほどに長い廊下やマンションからの眺望、17個に及ぶエアコンのリモコンを動画で紹介し、視聴者の間で〈すごい〉と話題になっていると説明。これらの動画を観た一部の視聴者に、マンションの特定にしようとする動きがあったと報じている。だがHIKAKIN動画のファンからは、この記事内容に対して〈フェイクだ!〉との批判があがっているというのだ。
「明らかに間違っているのは『眺望』という箇所。というのもHIKAKINは家バレを避けるために、動画では一切、自室からの眺望を明かしていないからです。HIKAKIN宅に突撃するバラエティ番組では、霜降り明星らのタレントが眺望のすばらしさに感嘆する場面があるものの、その際にも窓からの眺めは一切映していません。他のビルが一棟でも見えてしまうと、その角度を手掛かりにマンションの立地を類推できますからね。それほどにHIKAKINの家バレ対策は徹底しています」(YouTube事情に詳しいライター)
HIKAKINの動画から分かるのは、自宅から乗ったタクシーが首都高速の都心環状線を通ることや、東海道線で帰京した際に東京駅や新橋駅ではなく、品川駅で降りたことくらいだ。これらの条件に該当する高層マンションは数百棟はあるはずで、家バレされないように細心の注意を払っていることがわかる。
「しかも前述の通り、自宅マンションでのロケも数回行われており、管理組合ではテレビ局に撮影許可を出しているわけです。それゆえ《専用部分の動画から場所が特定される》という指摘には、何を今さらと思わざるを得ません。そもそも同じマンションにHIKAKIN以外のYouTuberや芸能人が住んでいるかもしれず、仮に張り紙が本物だとしても、HIKAKINに向けられたものと解するのはさすがに無理があるのではないでしょうか」(前出・ライター)
そのHIKAKINは以前に住んでいたマンションが家バレし、インターホンを2時間も鳴らされ続けるといった被害を経験。5月29日には過去の家バレ被害を明かす動画を公開している。
その動画では、インターホンを鳴らしていた人物が7~8人の警察官に囲まれたあげく、パトカーに乗せられていったと報告。今後、同様の不届き者がHIKAKINのもとに現れないことを祈りたいものだ。
(白根麻子)