生まれたときからネットやスマホがあったデジタルネイティブのミレニアル世代は、社会貢献意識が高いといわれており、募金や寄付などの慈善活動を積極的に行う傾向があるとされています。2017年のデロイト ミレニアル年次調査でも、ミレニアル世代の59%は環境保護に対してかなりの度合で責任を感じているという結果が出ています。そして、環境保護以外にもさまざまな問題がある中で、国内外での募金の種類は、非常に数多く存在しているようです。
そのような中、最近では「ネット募金」が流行っています。これは、スマートフォンやPCを使った、ネットを介して募金をする方法のこと。支払いはクレジットカードなどが基本ですが、最近ではポイントで募金できる仕組みも生まれています。
Yahoo! JAPANが2019年9月に実施したアンケート調査結果によれば、現金ではなく、買い物などをすると貯まるポイントを使用して、1ポイント(1円)から手軽にすぐに寄付・社会貢献ができる「ポイント募金」に「今後参加してみたいと思う」と答えた人が72.2%にものぼりました。確かにポイントなら募金しやすいですよね。Yahoo!ネット募金自体、「Tポイント」で寄付ができるようになっています。また、楽天ではスクラッチ募金という「楽天スーパーポイント」で募金ができる方法があります。
これまで募金に興味のなかった層も、若者たちの寄付欲に背中を押される形で、寄付に励むようになるかもしれませんね。