YouTuber芸人として人気上昇中の「フワちゃん」が、10月28日放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)に登場。番組ではフワちゃんの日常に密着し、休みがあるとフィリピン・マニラに1泊2日の弾丸旅行に行くなど彼女らしい行動力に視聴者も驚いていた。それ以上にファンを驚かせたのが、その活躍に見合わない収入だというのだ。
「かつては大手事務所で活動するも、事務所のお偉いさんに悪態をついたことで所属を外され、フリーになったという異色の経歴を持つフワちゃん。最近はテレビ出演も増えましたが、誰もギャラ交渉をしてくれないので番組側の言い値を受け入れており、ギャラは1本2万円程度、月収にして30万円だと語っていました。その30万円から健康保険料や国民年金、交通費などを自腹で負担しているので、手取り額では同世代の会社員を下回っているかもしれません」(芸能ライター)
ただフワちゃんはいまや、自身のチャンネル「フワちゃんTV」で約40万人の登録者数を誇るYouTuberとしても有名。人気YouTuberなら相当なギャラが入ってくるのではないだろうか?
「彼女自身も認めるように、動画の投稿数が少なすぎるのです。そのペースは月2~3本に過ぎず、各動画は数十万PVを記録しているものの、YouTuberとしての収入は月10万円前後に留まっているはず。YouTuberの場合、企業タイアップが大きな収入源になりますが、6月17日放送の『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)では、企業案件のギャラが20万円だったと口を滑らす場面も。これはフワちゃんほどの知名度を誇るYouTuberとしては異例なほどに安く、ここでも《誰もギャラ交渉をしてくれない》というフリーの弊害が露呈している形です」(前出・芸能ライター)
まさに「労多くして功少なし」を地でいくフワちゃん。それでも本人は、怒られるのが苦手なのでフリーが一番気楽だと語るが、ファンとしてはいまの活躍がもっと報われてほしいと願わざるを得ないところだ。
「7月20日深夜放送の『ゴッドタン』(テレビ東京系)では、大手事務所のプラチナムプロダクションから声が掛かっていると明かす場面も。あのキャラを欲しがる芸能事務所はいくらでもあり、水面下で争奪戦になっているのは確実でしょう。芸能界では個人オフィスを構える芸能人が、業務提携という形で大手事務所にマネージメントを委託するケースも多く、他人に縛られたくないというフワちゃんの希望に叶う事務所もいずれは見つかるのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
10月6日に公開した「【奇跡おきた】NYで綾部に会えるまで帰れまてん 後編」という動画では、ラストに本当の奇跡が起こったフワちゃん。そんな引きの強さで自分に最適な事務所を引き当てるに違いなさそうだ。
(白根麻子)