俳優・風間俊介の勢いが止まらない。ジャニーズ事務所・俳優部門のトップランナーである風間だが、令和元年最後となる冬クールの10月期、レギュラー番組がまた増えた。
司会・進行としては現在、朝の情報生番組「ZIP!」(日本テレビ系)の月曜メインパーソナリティー、「ハートネットTV パラマニア」(Eテレ)がある。ここに、麒麟・川島明と杉原千尋フジテレビアナウンサーでメインMCを張る青春ドキュメントバラエティー「BACK TO SCHOOL!」(フジ系)が加わった。
本業の俳優も絶好調。放映中の「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日系)に加え、ドラマ「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」(日本テレビ系)で刑事を演じる。20年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では徳川家康に扮することが決まっている。他にもコメンテーター、ナレーション、CM契約があり、同世代の嵐を上回るマルチぶりだ。
この活躍を我が事のように喜んでいるのは、嵐の相葉雅紀。ジャニーズJr.だった中学生のころに出会って、20年以上。取り巻く環境は変わりながらも、2人は相思相愛だ。
「嵐がトップアイドルになったとき、風間は水を開けられた状態になりました。そんなとき、相葉は何も告げずに『ごはん食べよう』と誘いだし、ドラマの打ち上げの場に呼びました。ドラマスタッフを始め、いろんな業界関係者に紹介するためです。何かしらでつながればいいという、彼なりの心遣いだったのです」(芸能関係者)
恩義を感じている風間は、相葉が主演を張る映画やドラマが決まると、撮影現場に必ず差し入れを届けるという。
「ジャニーズJr.時代は、都内でダンスレッスンを終えると一緒に総武線に乗って帰った“チーム総武線”の2人。同じ釜の飯を食った戦友とあって、相葉が『(東京)ドームでコンサートをしたい』と語ったおよそ1年半後、その夢をかなえたとき、風間は客席で周囲が引くほど号泣したそうです」(前出・芸能関係者)
かつては週3ペースで食事。旅行することもあった2人だが、風間に時間の余裕がなくなった今は、プライベートを共にすることも少なくなった。かつて打ち上げに呼んだ相葉の内助の功は、しっかり実を結んだのだ。
(北村ともこ)