「東スポWeb」は10月25日配信の記事内で、7年間でおよそ1億3800万円もの申告漏れがあったとして世間を騒がせるお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実に関して、東京国税局から狙われた背景に“密告”があったのではないかと推察している。
徳井は自身が設立した個人事務所「チューリップ」を介して受け取っていた莫大な収入を、複数年にわたって申告していなかったことが発覚。すでに約3700万円の追徴課税を支払うと共に修正申告も済ませたが、数々のレギュラー番組からは早くも“神編集”によってその存在はかき消され、しばらくの間芸能活動を自粛することも発表した。
すると同メディアは25日、「1.38億円申告漏れ・徳井チクられた?芸人仲間による密告説 仕事と女に恵まれ嫉妬」と題した記事を配信し、「それにしても気になるのは、なぜ今発覚したかだ」と提起。徳井が突然国税局から狙われた原因について「キナくさいウワサもある」として元国税OBの証言を添えた。曰く、「この手のパターンは徳井さんの周りからのチクりがあって、それに従い税務署が調べたところからスタートしたのだと思う」とのことで、徳井と“近しい人間の密告説”を提唱すると、ルックスがピカイチで仕事にも恵まれ、女性と遊び放題の徳井に嫉妬した周囲の誰かが「情報を流したのかもしれない」と推察している。
「たしかに芸人の世界では嫉妬の対象となった人気者が何らかの“密告”によって足を引っ張られてしまうというケースは稀ではないようですが、今回の徳井の場合は申告漏れが7年間にも及び、収入を一切申告していない時期が3年もあったとされています。通常、高額かつ悪質な申告漏れを日々監視し続ける国税局がこれだけの期間にわたって半ば放置していたのは珍しく、実業家の堀江貴文氏も自身のYouTubeチャンネル内で『思ったよりもこれ酷いな。国税もよく許してるな』と驚くほどです。申告を忘れてしまったのが1度きりで、その1度が大々的に報じられたのであれば、近しい人間の密告説も疑いたくなりますが、申告漏れは7年間ですからね。ネットでも『稼働中の法人が申告してないなんてあり得ないことだから、密告しなくてもバレる。むしろ、よく3年もバレなかったと思う』『売れっ子芸人が3年間も無申告なら密告なしでもバレますよ』との声が多く、また『前にも指摘されてるから定期的にチェックする対象だったのでしょう』『税務署は知っていてわざと泳がせたのだと思う』などといった様々な憶測も出ています」(テレビ誌ライター)
そもそも電気やガスなどの供給がストップさせられている事実を自身のツイッター上で明らかにしている以上、“密告”も何もあったものではないというのが真相ではないだろうか…?
(木村慎吾)