2019年10月17日、『フード・アクション・ニッポン アワード』の最終審査会が行われ、受賞産品が決まりました。これは農林水産省主催による、国産農林水産物の消費拡大を目指して日本全国の優れた産品を発掘・表彰するアワード。大手百貨店、流通、外食事業者等が審査委員となり、コンテスト形式で選ばれます。入賞産品は、審査委員の流通販路を通じて販売されるそうです。その中から、チェックしておきたい商品3つをピックアップしてみました。
■土佐のぶしみそ
受賞した10品の中には、高知県土佐市の鰹生節と宗田節を混ぜ込み、これでもかというくらい出汁を効かせた味噌「土佐のぶしみそ」がありました。ご飯にのせて食べたり、味噌汁やおかずに添えたりしていただくとよさそうです。
■プレミアム淡路島たまねぎ かくし玉擦りおろしドレッシング
特別賞に選ばれた兵庫県淡路市の「プレミアム淡路島たまねぎ かくし玉擦りおろしドレッシング」は、糖度の高い淡路島たまねぎを手作業で擦り下ろしたドレッシング。1本あたりのたまねぎ含有率が43.1%という、玉ねぎの甘みや旨味がギュギュッと凝縮された無添加・無着色の真っ白い色が特徴です。これも、これまでにない味わいが楽しめそう!
◆米粉のシュトーレン
3つ目は、東京都大田区の「米粉のシュトーレン」。これは、ドイツのクリスマス菓子であるシュトーレンを、国産素材にこだわって作ったもの。米粉(宮城県産自然栽培米)、糀甘酒(富山県石黒種麹店)や、自然栽培米で作った日本酒(仁井田本家)に漬け込んだドライフルーツなど、世界に誇れる素材が詰まっています。小麦粉、白砂糖、卵、添加物は不使用というところもポイントです。
こうしてみると、日本が誇れる食材や料理はたくさんあるものですね。手に入る機会があれば、ぜひ食べてみたいものです。