11月9日に東京の皇居前広場で行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、デビュー20周年を迎えた嵐が奉祝曲「Ray of Water」の第3楽章「Journey to Harmony」を歌唱した。2020年末で活動を休止が決定している嵐にとって、ハレの舞台となったことは間違いないだろう。
11月12日発売の「女性自身」は、この祭典に参加したことで、リーダーの大野智には大きな心境の変化があったのではないかと報じている。
それによると「国民祭典」のトリを務めるという意識を誰よりも深く感じ取ったのは大野で、「充電後はやっぱりまた5人で」という思いを強くし、嵐の活動再開を“誓った”とあるのだ。
しかし、期待をふくらませ過ぎではないかと訝る向きもある。
「嵐が活動休止を発表してから、櫻井翔は『休止までの2年間、嵐でないとできないことをやる』と公言しています。つまり、これがすべてだと思いますよ。活動休止後は、櫻井はニュースキャスターを極めたい思いがあり、相葉雅紀は司会者へのシフトを進めつつあります。二宮和也と松本潤は、俳優としてのスキルを磨くというそれぞれの方向がありますからね。ただし、今回、国民祭典で歌唱したことで、嵐というグループの重みをいっそう増したことは間違いありません。今後は、数年後に充電完了して活動再開というのは期待薄ですが、大きなイベントの時に“一夜限りの嵐”という活動は十分に考えられます」(芸能ジャーナリスト)
あくまでも嵐は、解散ではなく活動休止。メンバーの誰かが事務所を退所でもしない限り、5人の嵐に会える可能性は十分にあるようだ。