2015年3月30日から情報番組「バイキング」の総合MCに抜擢され“フジテレビの昼の顔”となった俳優の坂上忍。近年では、俳優業よりも「坂上&指原のつぶれない店」「1番だけが知っている」(ともにTBS系)、「直撃!シンソウ坂上」「坂上どうぶつ王国」(ともにフジテレビ系)など司会を務めるレギュラー番組5本を抱えている。
「坂上がトーク番組でブレイクしたきっかけは“潔癖すぎるきれい好き”からでした。明石家さんまの『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、“潔癖VSガサツな芸能人”では、舌鋒鋭いトークで話題に。そこから、動物好きなこともクローズアップされ、次々と司会番組が増えていきました」(テレビ誌ライター)
ところが、坂上の“ウリ”だった舌鋒が今では裏目に出ているという。
「『バイキング』では、コメンテーターとして出演していたお笑い芸人の小籔千豊やお笑いコンビ・サンドウィッチマン、タレントのYOUなどが降板。台本通りにしゃべらない出演者に対して不機嫌になった坂上に、口撃されたのが原因と言われています」(芸能記者)
同時間帯の視聴率1位を取ることもある「バイキング」だが、前出のテレビ誌ライターによると、坂上がMCを務めるフジ系の番組視聴率は下降傾向にあるという。
「以前から“他局の二番煎じ”と言われた『どうぶつ王国』ですが、11月8日放送はひどかった。高知県の山奥で動物52匹と8人の家族に密着していたのですが、これが『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の馬やヤギや犬猫など約20匹を保護している“白井家”と『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)の企画を足して2で割ったようなパクリじゃないかとネットで話題になっています」
番組の企画に関しては出演者の責任ではないのだろうが、自分の名前を冠しているとあっては他人事では済まされない。
果たして、どう盛り返してゆくのだろうか。