女優の沢尻エリカ容疑者が法律違反の薬物所持の疑いで、11月16日、警視庁組織犯罪対策5課に逮捕されたニュースが波紋を呼んでいる。
「警視庁では沢尻容疑者が法律違反の薬物に関与しているという情報提供があり、16日朝に自宅を家宅捜査して薬物を発見、押収したようですが、逮捕につながった情報は約1カ月前に把握していたものだと報道されていますね」(芸能記者)
その一方、沢尻容疑者には以前から法律違反の薬物に関する噂が絶えなかった。2007年に映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶での「別に」発言で激しいバッシングを受けるなどし、芸能活動休止に追い込まれた。女優としての復帰作は2012年の映画「ヘルタースケルター」だが、その公開前に「週刊文春」に沢尻容疑者の薬物使用に関する記事が出たのだ。
「それ以降、沢尻容疑者の薬物使用に関する噂はたびたび囁かれていましたし、警視庁はだいぶ以前からマークしていたのでは」(前出・芸能記者)
今回の逮捕を受け、警視庁は沢尻容疑者に近い人物から2012年に、沢尻容疑者が渋谷の会員制クラブで法律違反の薬物を使用したという情報を受けていたことが判明しているが、週刊誌記事などでの噂を裏付ける形となった。
沢尻容疑者逮捕にネットでは「噂されてたからね、正直それほどの驚きはない」「好きな女優さんなので残念」「だいぶ前からマークされてたみたいだね。警察の捜査能力はやっぱり凄い。薬物使ってる芸能人たちは今頃生きた心地がしないかもね」「次は誰が捕まるんだろう」といった声が上がっている。
「薬物を長期間に渡って使い続けている芸能人の中には『自分は大丈夫、捕まらない』という感覚でいる人も多いと思われますが、今回の沢尻容疑者の逮捕を受け、『自分も危ない』という気持ちに変わった人も多いかもしれません」(芸能関係者)
沢尻容疑者の取り調べにより、芸能人の芋づる式逮捕も一部では囁かれ始めている。“身に覚え”のある芸能人は戦々恐々の心持ちなのかもしれない。
(石見剣)