お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが11月22日、自身のツイッターアカウントを更新し、相方の安藤なつの結婚ニュースを引用しながら“陰謀説”を唱えている。
カズレーザーは、11月22日の“いい夫婦の日”に一般男性との結婚を発表した相方のおめでたいニュースをツイッター上で引用し、「首相の桜を見る会から注意をそらすための陰謀ニュースとみて間違いないでしょう」とユーモアを交えてコメント。現在、安倍晋三首相による「桜を見る会」私物化が問題視されているが、そうした政府の疑惑を覆い隠すために、安藤なつがこのタイミングで一般男性と結婚したとする“トンデモ説”を提唱したのだ。
「もちろんこれは完全なるカズレーザーのネタツイートな訳ですが、注目を集めるであろう芸能人の逮捕が、いつも政府の不祥事に合わせたタイミングで行われるというトンデモ説を一切の“ユーモア抜き”で主張していたラサール石井や鳩山由紀夫元首相に対して皮肉の効いた投稿となったことから、ネットからは『これは芸人らしい時事ネタによる相方への祝福であると同時に、陰謀論者のラサールや鳩山をもイジっている。本当に頭の良い人』『キレ者なコメント』『大多数の国会議員よりカズレーザーの方が能力高い』『テレビでのコメントにしてもこういう投稿にしても、ここまで上手くできる人はなかなかいない』『攻めてて良いね!』『嫌味がない面白さ』といった好意的な反応が集まっています。さすがに安藤なつが結婚したからといって、安倍首相の疑惑が解消されることはないでしょう(笑)」(テレビ誌ライター)
最近では同じ芸能界に身を置く木下優樹菜のタピオカ恫喝騒動についても歯切れの良いコメントを残し、クイズ番組ではあらゆる猛者を抑えながら頭の回転の速さや圧倒的な博学ぶりを披露していたカズレーザーは、お笑い界きっての“クイズ王”として長く君臨してきたロザンの宇治原史規から完全にお株を奪う輝きを放ち続けている。
地頭の良さとコメントセンスが光った彼こそ、今後のお笑いを牽引する逸材と呼べるかもしれない。
(木村慎吾)