NHK大河ドラマ「麒麟がくる」から降板した沢尻エリカの代役を、川口春奈が務めることが発表された。川口は同ドラマの出演を機に、イメージが一新される可能性があるという。
「川口といえば、13年の主演ドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)が、平均視聴率3%台の打ち切りとなったことで“低視聴率女王”という不名誉なレッテルを貼られていました。さらにその後も、ヒロインを務めたドラマ『愛してたって、秘密はある。』、『イノセンス 冤罪弁護士』(いずれも日本テレビ系)が視聴率1ケタ台と、女優としては足踏み状態に。しかし今回、大河のヒロインに抜擢されたことで、そのネガティブなイメージを覆すチャンスだと注目を集めています」(テレビ誌記者)
そんな川口の起用理由についてNHK側は「確かな演技力があり、戦国武将の娘としての気高さと強さを表現していただけると考えた」と説明している。しかし彼女が沢尻の代役に決定するまでには、紆余曲折あったようだ。
「11月22日の『スポニチアネックス』によると、NHKは沢尻容疑者と年齢の近い30代前半の女優を中心に代役を探していたそう。そして当初は川口の事務所(研音)の別の女優が候補だったものの、急転して川口になったとのこと。研音には、来年の朝ドラに主演する杉咲花も所属し、信頼関係があるため、決め手になったようです。記事で本命女優の名は明かされていませんが、関西のローカル番組にて芸能レポーターが、最初のオファーは榮倉奈々だったという噂を明かしたようで、ネットで話題になっています」(芸能記者)
思わぬところからチャンスを手にした川口。ぜひ大河を成功に導き、国民的女優へと駆け上がっていってほしいものだ。