お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじが11月23日放送の「胸いっぱいサミット!」(関西テレビ)に出演。5月に続き、今月にも複数女性との不貞が発覚した騒動を謝罪している。
番組冒頭、「本当になんかお騒がせしてすみません。本当に不徳の致すところでございます」と謝罪するも、カメラを見ることなく、か細い声だったことから、共演者のはるな愛から「カメラに向かって言わないと」と指摘されると、改めて「本当に申し訳ない。本当に奥さんと息子すいません」とカメラを見つめながら家族へ詫びている。
その後、「ホンマに家族には死ぬほど謝ったんです」と釈明。しかし、はるなから「テレビに出てて良いんですか?」と厳しいツッコミを受けると、「いやいや、事件起こしたわけちゃうから」とも返していた。
「たしかに昨今多く報道されている芸能人の不貞行為は厳密には不法行為に該当し、刑法での罰則がないことから、いわゆる“犯罪”にはカテゴライズされません。同じ吉本興業に所属するウーマンラッシュアワーの中川パラダイスも不貞が犯罪ではないことを強調し、自身の女性関係を正当化していましたが、人気商売ともいうべき芸能人が積極的にこういった主張を展開することはあまり褒められた行為とは言えないでしょう。今回のせいじはあくまで“事件起こしたわけちゃうから”というコメントに留まってはいますが、謝罪の言葉を述べた直後にまるで開き直るかのような反論をしたことでネットからは『反省している様子には見えなかった。犯罪じゃないとは言うが、世論があれだけ否定的な見解である事に対し申し訳ないという気持ちにならないのか?』『せいじは心の中ではそんなに反省してないと思う。世間的に面倒臭いから謝罪しただけでしょう』『コメンテーターの仕事はやってはいけない人』『不貞は倫理観の欠如。被害を受ける人が家族であろうとも、ちゃんと存在する。それって犯罪と何も変わらないと思います』との声があり、『中途半端。謝るのがダサい。貫くなら貫いた方が潔いが、所詮小物』という指摘もあります」(テレビ誌ライター)
5月の不貞報道時には「カレーライスだけではなく、たまにはハヤシライスも食べたくなる」と語っていたせいじだが、その大食いぶりには家族だけでなく、視聴者からも“ドン引き状態”といったところだろう。
(木村慎吾)