冬の乾燥時期、のどの“イガイガ”を改善するにはどうする？

　空気の乾燥するこの時期、のどの“イガイガ”が気になりますよね。乾燥以外でも、風邪の初期症状や花粉などのアレルギー、香水や柔軟剤などの香り、たばこやほこりなどが原因のこともありますが、いずれにせよ、対処法は基本的に同じです。

　まずは、加湿が一番。室内にいるときは加湿器の使用を。加湿器がなければ、水の入ったコップを暖房機のそばに置いたり、洗濯ものを室内に干したりするだけでも違います。また、マスクも必須。加湿効果があるのはもちろんのこと、風邪予防にもつながります。そして、呼吸をするときは、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識しましょう。

　気温が下がると、血流が悪くなってイガイガになりやすくなるので、のどを温めるのがポイントです。実は、マスクは冷たい空気を直接吸い込まなくて済むので効果的なんですよ。

　外出先から帰ったら、うがいは忘れずに。緑茶、紅茶、塩水などでうがいをすると殺菌効果もあります。のどが痛いときは、冷たい飲みものは控えてください。温かいゆず茶、番茶、ほうじ茶などは、のどの炎症を抑えてくれますよ。

「ちょっとのどの調子が悪いな…」と感じたら、これらの方法をぜひ試してみてくださいね。