ロックバンド・L’Arc~en~Ciell(以下、ラルク)が12月11日、これまでの全楽曲・全ミュージックビデオの、全世界のサブスクリプションサービスでのストリーミング配信を解禁した。国内ではApple Music、Spotify、LINE MUSIC、Amazon Music、YouTube Music、AWAをはじめ主要ストリーミングで配信される。
楽曲は1993年のデビューアルバム『DUNE』から2018年のLIVE ALBUM『25th L’Anniversary LIVE』までの全タイトル全436曲、ミュージックビデオは結成当初からこれまでに発表された全51本が配信されたほか、YouTubeでは「L’Arc~en~Ciel Selected 10」と題し、「虹」、「HONEY」、「花葬」、「浸食 -lose control-」、「Driver’s High」、「STAY AWAY」、「New World」、「DRINK IT DOWN」、「X X X」、「Don’t be Afraid」の10本のミュージックビデオが無料公開されている。
そして、12月11日の24時には「YouTube Seven days 2019」と題し、ライブ映像の7日間連続プレミア公開と怒涛の勢いだ。
「ラルクは12月1日に『大切なお知らせ』として“ラルク、解○。”というメッセージを発信してファンをざわつかせました。そして3日にはYouTubeチャンネルを開設し、MV3曲を公開しましたが、ファンの間では『たったこれだけ?』『がっかり』といった失望の反応が多く寄せられてしまいました。それだけに11日に予定されていた“さらなる発表”は期待と不安を持って待たれていました」(音楽誌ライター)
フタを開けてみれば、全曲配信解禁ということで、ネットでは「最初からこの発表だったらよかったのに(苦笑)」「一度ガッガリさせてから喜ばせる作戦だったのか!」「大ファンなので全アルバム持ってるけど、サブスク解禁で新たなるファン獲得につながれば」「来年のツアーも楽しみになってきた」「待ってたよ!」といった反応が起きている。
18日にはライブビデオ「LIVE 2018 L’ArChristmas」が発売され、来年1月からは約8年ぶりとなるツアー「L’Arc~en~Ciel ARENA TOUR MMXX」も予定されているラルク。このまま勢いに乗りたいところだ。
(石見剣)