ネオパリピ系漫才師として人気のお笑いコンビ「EXIT」が、自分たちの特徴であるチャラ男系キャラを最大限に発揮し、審査員のギャルたちを爆笑させた。
12月14日深夜放送の「ゴッドタン」(テレビ東京系)では“コンビ愛確かめ選手権”と題してEXIT、ハナコ、宮下草薙の3組が登場。その後半戦となった「コンビ愛大喜利」では、相方の得意そうなお題を出しての大喜利対決に挑戦した。
「トップバッターのEXITは、年長のりんたろー。が《今週のサザエさんなんか変だなあ そのタイトルとは?》というお題を出題。ここで兼近大樹は『波平、クラブでまさかのサザエナンパ』と、いかにもEXITらしいチャラさ全開の回答を繰り出し、審査員役のギャル3人を爆笑させていました。これには他の出演者たちも感心しつつ、あまりにゲラな審査員に対して『客層がEXITの客!』と指摘していましたね」(テレビ誌ライター)
視聴者から〈EXITらしい!〉〈サザエをナンパってwww〉などと好意的な反応が続出。だがEXITがそのらしさを見せたのは、次の回答だったというのだ。
「再び手を挙げた兼近は『花沢さんスカルプ折れる』と回答。するとギャル審査員たちは《ヤバ~い!》《わかるわかる!》と手を叩いて大喜びです。しかし他の二組はもちろん司会のおぎやはぎや劇団ひとりもこの面白さがさっぱり分からない様子で『おいおい!』『サクラじゃん!?』と糾弾。おぎはやぎ・矢作兼が『(審査員に)友達連れてきたの?』と兼近を問い詰めたのも当然でしょう」(前出・テレビ誌ライター)
この回答に多くのゴッドタンファンが首をひねるなか、女性視聴者の多くはギャル審査員同様に爆笑していたというのである。その理由を女性誌ライターが解説する。
「スカルプというと男性は頭皮や頭蓋骨をイメージすると思いますが、女性にとってはネイル用語なんですよ。これは人工爪を意味する『スカルプチュア』の略で、アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜて爪の形に整形していく手法のこと。男性でもドロドロした液体を硬化させていく『ジェルネイル』はご存知かと思いますが、スカルプのほうがより鮮やかなアートデザインが施せるのです。ただスカルプでは爪への接着度を高めるため地爪を削る必要があり、耐久性に難があるのがデメリット。長めのスカルプはポッキリ折れてしまうこともあり、ギャル審査員が『スカルプ折れる』という回答に爆笑したのも女性目線では当然でした」
男性にはまったく理解できないネタで勝負してきたEXIT。終盤には〈この部屋なんか気持ち悪いが何があった?〉というお題に対して「じゅうたんかと思ったらエクステ」と回答し、これまたギャルを爆笑させていた。そんな彼らのチャラさは、似たようなキャラで追随しようとする後進たちを圧倒的に突き放しているようだ。
(白根麻子)