木村拓哉主演の日曜劇場「グランメゾン東京」(TBS系)の第9話が12月15日に放送され、平均視聴率は過去最高の14.7%をマーク。中でもラストシーンで木村演じる尾花夏樹が、平古祥平(玉森裕太)に向かって語りかける“熱すぎる一言”に、ネットでは興奮コメントが殺到している。
「このドラマは、パリにオープンさせた二つ星の尾花(木村)の店が、“アレルギー混入事件”によって店も仲間もすべて失いどん底へ。女性シェフ・早見倫子(鈴木京香)と出会い、かつての仲間たちと力を合わせ東京で三つ星のレストランを作り上げようと奮闘する物語。第9話では、“アレルギー混入事件”を引き起こした祥平が追い詰められ、務めていたレストラン『gaku』を辞め、住んでいたアパートも引き払おうとする所に、バイクに乗って尾花が登場するというまさに、最高の見せ場が最後に用意されていました」(テレビ誌ライター)
尾花は祥平を見つめ、「一回しか言わねえぞ。祥平。グランメゾンに来い」とカメラ目線で話しかけるラストシーンには「ハァァァ、もうかっこよすぎ!!!」「激アツ」「“祥平。グランメゾンに来い”ズキューーーン」といった興奮コメントがネット上でも躍った。
さらに昔、パリで働いていた二つ星のレストランで働いていた仲間、京野(沢村一樹)、相沢(及川光博)を1人また1人と「グランメゾン東京」に呼び寄せる展開に、「1人ずつ仲間を取り戻す感じがもう…」といった“意味深”なコメントも囁かれている。
「実は3年前の“アレルギー混入事件”の後、尾花は失踪。これまで仲間を捨てて逃げたと言われて来ましたが、少し前の放送回で祥平が京野に向かって『尾花さんは3年前逃げたんじゃないと思います。自分が悪者になってかばうためだったんです。あの人はいつも一緒に働く仲間のことを考えてるんです』と告白する場面があり、これを観た視聴者から『それって。もしかしたらSMAP解散の真実では』といったコメントも寄せられていました。この事件を、当時、SMAP解散の責任を1人で背負わされた木村の姿と重ね合わせているのかもしれませんね」(女性誌デスク)
最終回を前にして、視聴率もジャンプアップ。果たしてどこまで伸びるのか、最終回の展開と共に気になるところだ。
(窪田史朗)