古典的な方法によって、わずか1カ月間で17キロを落としてしまったタフな女優もいる。サッカー日本代表DF長友佑都の妻で、女優の平愛梨だ。
8月に第2子となる次男を出産したことで17キロも増えてしまったという平は10月15日、自身のインスタグラムで「本気で1カ月間走ってみようと思う」「来月15日!ピタッとした服を着ましょう」とランニングによるダイエットを宣言すると、その1カ月後、「2児の出産で17キロ増えたカラダ。1カ月間で元の体重に戻せた」と宣言通りに17キロのダイエットに成功したと発表。元々の体重のパイが小さい為、男性と比べると女性は痩せる振り幅が少ない傾向にあるが、たった1カ月で17キロもの減量を達成できたのは異常なペースといえるだろう。
しかも驚くべきは、短期間での減量を実現する為に取り入れた方法はランニングのみで、過度なカロリー制限や糖質を控えるといった食事面の制限は設けておらず、「大好きなお菓子もスタバもジュースもご飯も好き放題食べました」と明かしている点である。
また、ランニング以外に意識したこととしては「とにかく何をするにも自分にとっての一石二鳥を心がけ置いてたら泣く子供を抱っこしながらミュージカル風に歌って身振り手振り動かしてみたり歯磨きしながらスクワットしたりDA PUMPさんのバイーンしながらバンビーノとダンスタイムしたり」と説明。育児と並行しながらカラダを動かし、「好きなものをやめないからストレスなく楽しく戻せました」とも振り返っている。
「ただし、一般人にとって平のダイエットを真似することはほぼ不可能とされ、その理由としては自宅にランニングマシーンを保有している点や、アスリートである夫・長友のお抱えシェフが作る料理を食べることができるという点が挙げられます。また長友自身も全盛期には体脂肪率3%台という驚異の記録を叩き出していたという伝説もあり、体幹トレーニングや食生活の改善についての書籍も出しています。つまり、平の周囲には効果的なダイエットをする上で受けられる恩恵がいくつも存在し、先のガリクソンや川島と比べ、環境そのものが違いすぎるという指摘も出ています。もちろんどんな環境であれ、17キロを1カ月で落とすには本人の努力や覚悟が欠かせないことは紛れもない事実ではあります」(健康雑誌編集者)
様々な試行錯誤を重ねてスリムかつ健康的なカラダを追い求める芸能人。平のように、自身が掲げた目標を何としてでも達成しようとするそのストイックさは、今後も多くのファンに勇気を与えるものとなるかもしれない。
(木村慎吾)