お正月休み中、出かけてばかりではパパやママの気力も体力ももたない…! そんな場合は家庭で“遊び”を手作りしちゃいましょう。作る過程から楽しむことができ、工夫次第では子どもの思考力を刺激することも可能ですよ。
■手作りなら危なくない!「羽根つき」で家族対戦
羽根つきといえば、木でできた羽子板で羽根を打ち合うものですが、羽子板は固さと重さがあるため、怪我をしないかヒヤヒヤしてしまうという人もいるかもしれません。また、正月だけのために羽根つきセットを購入するのは気が引ける、という人もいるかもしれません。そんな場合は、段ボールなどの固い紙で手作りするのがオススメです。
段ボールなら簡単に作ることができ、壊れても作り直すことができます。大きさや形を工夫することで、打ちやすさを研究することもできますね。折れていない(フニャフニャと曲がらない)段ボールを用意し、羽子板の形を書き込んで切り取るだけで完成します。
羽根は新聞紙を丸めて作ってもいいですし、風船を使っても楽しいですよ。ペットボトルのキャップもいいでしょう。羽根の見た目にこだわりたい場合は、ボール状のものを根に、折り紙などで羽をつけるのがオススメです。
さまざまな素材や大きさの羽やボールを使うことで、遊び方のバリエーションを増やすことも可能です。手で握ると湿ってフニャフニャになる場合は、ビニールテープなどで補強しましょう。段ボール以外では、牛乳パックや厚紙などでも作れますよ。
■パパの腕の見せ所!?「コマ回し」
コマ回しは、「よく回る」ようになるまで試行錯誤を強いられることが多く、その過程で思考力や集中力を養いやすい、知育にもオススメの遊びです。パパの方がハマってしまう、というケースもよくうかがいます。
昔ながらのどんぐりゴマ(木の実をそのまま、回すだけ!)なら、どんな形の実を選ぶかから創意工夫が始まります。ペットボトルのフタを用意し、外側の真ん中にキリで穴をあけ、爪楊枝などを刺すとあっという間に手作りゴマの完成です。
牛乳パックなどで好きな形(丸や四角など)を作り、真ん中に爪楊枝やストローを刺してもいいですね。また、段ボールや厚紙を使用すれば、大きさや形を自由自在に変化させることができます。
出来上がった作品には、好きな絵を描いて世界に一つだけのオリジナル作品にすることも可能です。楽しく作り、家族で対戦してはいかがでしょうか。ぜひ、親子の思い出づくりと知育の場としてご活用ください。
(Nao Kiyota)