元SMAPの草なぎ剛が12月31日放送の「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」(日本テレビ系)に出演し、白ブリーフ姿でレギュラー陣を爆笑させる一幕があった。
同番組放送前から、元SMAPの独立組である草なぎ剛と香取慎吾、稲垣吾郎のサプライズ出演はフライングで報じられていたものの、ドラマ「全裸監督」の村西とおる氏に扮した白ブリーフ姿での登場にはダウンタウンを始めとしたレギュラー陣も唖然。かつて草なぎは服を全て脱ぎ捨てた状態で夜中の公園を転げ回る衝撃の不祥事を起こしていたこともあり、“アンダーウェア一丁”でのゲスト出演はかなり攻めた演出だったと言えるだろう。
また、レギュラー陣に対して、「あなたは草なぎ派? 中居派? どっち?」「新しい地図についてはどう思いますか?」などと問いかけ、SMAPの元リーダーで現在もジャニーズ事務所に籍を置く中居正広の名前を出す場面もあった。
「ジャニーズ所属時代であれば、草なぎの“脱ぎネタ”を笑いに変えることは絶対に不可能だったはずですが、今回の『ガキ使』特番ではそういったタブーを存分にイジり倒し、今もジャニーズ所属タレントである中居の名前を出したことも大きな衝撃でした。しかし、そんな“タブー破壊”を前面に打ち出し、やりたい放題のテイストを出していた独立組3人と『ガキ使』でしたが、同時に、“まだイジることのできないゾーン”が見えてしまったとも考えられます。たとえば、『あなたは草なぎ派?中居派?』というグループ内の派閥を問うネタがありましたが、実際にSMAP解散時にその元凶として取り上げられた内輪揉めは香取慎吾と木村拓哉の対立構造であり、草なぎと中居というチョイスは本当の意味で芯を捉えたものとは言えません。また、独立組の3人が出演し、中居正広の名前も出しておきながら、木村拓哉の名前は最後まで出てこなかったという事実は、やはり木村だけが他とは扱いが大きく異なることを感じさせます。木村も中居と同じくジャニーズ所属の身であり、元SMAPという点で中居と立場は同じはずですが、中居の名前は出せて木村を出さなかったのはなぜなのか、という疑問が湧いてしまいますね」(テレビ誌ライター)
タブー視されていた禁断のネタを解放し、地上波にて全てを吹っ切っているようにも見えた草なぎを含む独立組の3人だったが、やはり木村拓哉の存在は最後の砦としてそびえ立っている様子だ。
(木村慎吾)