サッカー日本代表DFで浦和レッズに所属する槙野智章選手が1月5日放送の「行列のできる法律相談所 あの人に会いたい3時間SP」(日本テレビ系)にゲスト出演し、お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基を“短足日本一”に認定している。
かねて後藤は、同番組にゲストとして出演した女優やモデルと横並びの“公開処刑”に遭い、その短足ぶりを幾度もネタにされてきたが、槙野は実際に後藤がどれだけの脚の短さなのかを確かめたいとし、182センチの長身を誇る槙野と170センチの後藤の横並びが実現。後藤は自身のパンツを限界まで上に引っ張り、槙野と脚の長さを競うも、腰の高さには目に見えて大きな差があり、「そっち(槙野)がダイニングテーブルで、こっちがちゃぶ台」と自虐気味に例えると、槙野からは「サッカー選手として色んな短足を見てきましたけど、(後藤が)No.1ですね」とのコメントも頂戴していた。
「また、高校時代には足を長く見せるためにパンツを目一杯引き上げながら履き続けていたことで、尿道炎になってしまったというエピソードも明かし、学生時代のコンプレックスを巧みに笑いへと変えた後藤ですが、身体的な特徴をネタにしてスタジオを盛り上げようとする同番組の演出については『あまり笑えなかったな~身体的なことだし…』『当たり前のように身体的なことで人を揶揄する風潮をテレビが流し続けるのは良くない。後藤だから笑って許してるけど、普通にこれはいじめだ』『足の長さは整形もできず努力でも何とかなる部分じゃない。後藤さんかわいそうだった』との声が多く出ています。また、そういった演出を助長した格好の槙野にも『槙野、無理。後藤さんのこと馬鹿にしてる。嫌い』『槙野って人、後藤に会いたい理由がどんだけ足短いか見てみたいって、お寒い人だな。お笑い同士のイジりとは違う。とんだ勘違い野郎』『槙野はなんか履き違えている』との非難がSNSやネットで寄せられました。槙野自身は番組の企画やその場の空気に従っただけなのかもしれませんが、スタジオの出演者全員が1人の芸人の短足さを笑うといった構図はあまり好印象とはならなかったようです」(テレビ誌ライター)
そんな後藤もかつては相方である岩尾望の薄毛をこれでもかと辛辣にイジり続けてきた経緯があるが、今後は笑いの取り方そのものを考え直す必要があるのかもしれない。
(木村慎吾)