1月8日に放送された女優・戸田恵梨香主演の朝ドラ「スカーレット」(NHK)に、女優・黒島結菜が弟子入りを志願する松永三津役として登場。ヒッピースタイルの“濃いキャラ”に、「可愛い」「面白い」といったコメントが早くもネット上では躍っている。
「このドラマは、焼き物の故郷・信楽を舞台に、女性陶芸家のパイオニアとなったヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱に満ちた生涯を描いた物語。黒島演じる三津は、東京の美術大学を卒業後、全国の焼き物の産地を訪ね歩いて来た末に、川原工房に弟子入りを志願する物怖じしない、真っ直ぐな性格の女性。やがて、川原家に波乱を巻き起こすと言う役どころを熱演しています」(テレビ誌ライター)
黒島は、中学3年の時に応募したウィルコム沖縄のイメージガールコンテストで特別賞受賞して芸能界入り。2017年に放送された土曜時代ドラマ「アシガール」(NHK)では、戦国時代にうっかりタイムスリップしてしまうヒロインを演じ大きな反響を呼ぶと、翌年の年末スペシャルも評判を呼び、2019年には大河ドラマ「いだてん~オリムピック噺~」(NHK)にも出演。さらに昨年12月に公開された周防正行監督の話題作「カツベン!」ではヒロイン役を演じるなど、今や若手女優の注目株。今回はドラマ「アシガール」を手掛けたスタッフが再集結。チームワークもいいだけに黒島演じる“三津”に期待が集まるのも頷けるところだ。気になる三津の演技をチェックしてみよう。
「弟子入りを断ろうとする喜美子に、夫・八郎(松下洸平)と話したいと願い出る三津は、八郎の前に各地で集めて来た陶芸に使える原材料を片っ端から並べて猛烈アピール。三人の丁々発止のやりとりもさることながら、サイケデリックなヒッピースタイルの三津を観た視聴者からは『黒島結菜ちゃん演じるヒッピーの衣装が誰かの衣装に似てるなぁと思ってたけど、主題歌を歌ってるSuperflyの衣装だ笑』といったコメントや『いつか結菜ちゃんヒロインの朝ドラも見たい!』といった声も上がっています」(前出・テレビ誌ライター)
しかし黒島演じる三津を心配する、こんな声も寄せられている。
「実は、喜美子のモデルと言われる信楽焼の女性陶芸家・神山清子さんにも女性の弟子がおり、その弟子と夫の不貞によって、やがて家を出て行ってしまいます。もし同じような道を辿るとなれば、理想的な夫婦と言われた喜美子と八郎に待ち受けているのは、泥沼不貞の末の破局。そんな展開を心配する視聴者の声も出始めています」(女性誌記者)
明るく爽やかな朝ドラに、まさかの展開は訪れるのか。しばらく目が離せそうもない!?
(窪田史朗)