ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音との不貞騒動で芸能活動を休業に追い込まれた、タレントのベッキー。相変わらず厳しい意見が飛び交う一方で、最近では川谷が「誰に謝ればいいんだ」といった逆ギレ発言をするなどしてやり玉に挙げられ、世間の批判の矛先はベッキーから川谷へと移行しつつある。
そうした中、最近では今回の騒動で休業に追い込まれて、約10億円ともされる損失を被ったベッキーに対する同情論を追い風に、芸能界復帰も取り沙汰されているのである。
「一部ではベッキーがテレビ局のスタッフなど関係者に直筆の手紙を送ったと報じられていますが、要はあれも復帰への下準備と言っていいでしょう。復帰の時期については、今秋をめどにしているようです」(芸能プロ関係者)
すでに所属事務所では復帰のプランも計画されているようで、
「まずは主婦向けながら普段はあまり芸能スキャンダルを扱わない女性誌で本人のインタビュー記事を掲載してもらい、反省と謝罪の意を伝えることで世間の同情を誘おうと考えているようです」(前出・芸能プロ関係者)
不貞騒動にもっとも敏感に反応する主婦層を何とか味方につけようという魂胆なのだろうが、スポーツ紙の芸能デスクはこう語る。
「狙いはわかりますが、いくら女性誌でキレイな形で復帰を飾ったとしても、失った信頼を取り戻すのはそう容易ではない。とくにベッキーは好感度タレントとして活躍していたわけで、復帰したところで以前と同じようにCMなどにバンバン起用されるということはないでしょう。難しいところではあると思いますけどね」
覆水盆に返らずと言ったところか。
(しおさわ かつつね)