シンガーソングライターの青山テルマが1月14日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、国際結婚への戸惑いを感じている一般女性に向けてエールを送っている。
番組では、外国人の男性との結婚を願うも、親から「ハーフはいじめられるから、子供を作らないなら結婚を認める」と非情な通告を受けた一般女性の悩みが紹介されると、父方の祖父がトリニダード・トバゴのクオーターである青山は、「私も親戚に言われたんです。“テルマは黒人だし、ブサイクだし、将来どうする?”って」と自身の辛い記憶を明かしながら、「でも、この顔で生まれてきたらこの顔に一番似合う笑顔を探し続けてる」「いじめって人種とか関係なく、どんな国でもあることだし、それを全部守ることが親ではない。私はそれで強くなれた」とコメント。人種や国籍にとらわれることなく、ポジティブな生き方をしてきたと振り返っている。
また、「子供を作りたければ(たとえ反対されても)作れば良い」とも語り、外国人の恋人との結婚に踏み切れない女性の背中を押した。
「青山は学生時代、日記に赤ペンで“死ね”と書かれていたといういじめ体験を明かしたこともあり、辛い日々を過ごしてきたとされていますが、『この顔で生まれてきたら、この顔に一番似合う笑顔を探し続けている』という前向きな彼女の姿勢にはネットやSNSでも“感動した”という反応が多く、『自分自身に似合う笑顔という考え方は本当に素晴らしい』『テルマねえさんかっこいい』『朝から心動いた、いい言葉!』『超いいこと言ってる』との絶賛が寄せられています。自分がいじめの被害を受けていたにも関わらず、“子供を作りたいなら作ればいい”と助言したことからも、青山のポジティブさや芯の強さが窺えました」(テレビ誌ライター)
見た目や人種の偏見を乗り越えた青山だからこそ、伝えることのできる貴重なアドバイスだったと言えそうだ。
(木村慎吾)