歌手のGACKTが1月11日に放送された「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)に初出演。4つの“すべらない話”を披露し、MVS(Most Valuable すべらない話)を獲得する活躍を見せた。
番組冒頭でMCの松本人志から「いつもと雰囲気が違う」と指摘されたGACKTは「あまりプレッシャーを感じるタイプではないのですが、本当に胃が痛い」と、珍しく緊張した面持ち。「プレッシャーに耐えられなくてですね…(酒を)飲んできました」「今は吐きたい」などと明かし、場を盛り上げた。
「GACKTさんが“すべらない話”をしたのは計4回。『マネージャーのカナモリ』『星に帰るマカベ』『恐怖のイノグチ先輩』『タクシー』の4本で、それぞれ話の進行やオチ、登場人物の話し方の使い分けなどすべてが完璧でした」(お笑いライター)
視聴者からも「GACKTの話がどれも面白すぎる」「これだけ完成度の高い話を4つも仕込んでいたとはすごい!」「声に迫力があるから引き込まれるよね」「落語界に進んでも面白いかも(笑)」など、絶賛の声が集まっている。
その一方、ネットでは「松ちゃん、GACKTに気を遣いすぎ」「GACKTがMVSは納得いかない、忖度では?」「GACKTのマネージャーの話はパワハラでしょ。聞いてて不快だった」といった意見も聞かれた。
「マネージャーに関する2つの話でGACKTさんは、マネージャーの天然ぶりや、使えなさを面白おかしく話したのですが、エピソードに登場するGACKTさんはドスのきいた声で凄んだり怒鳴ったり、ひっぱたいたりと、やや危ない香りが漂っていたのは否定できません。これがネタなら良いのですが、本当にあったエピソードであるなら、ちょっと問題かもしれません」(前出・お笑いライター)
「マネージャーのカナモリ」では、空気の読めない天然キャラの女性マネージャーを激しい口調でしかりつけ、「星に帰るマカベ」では仕事でミスをしたマネージャーを恫喝し、身体を(部位は不明だが)パンッと叩いたエピソードを語ったGACKT。
ネタのための創作なら良いが、現実のマネージャーやスタッフには優しく接していただきたいものだ。
(石見剣)