女性は便秘になりやすいといわれますが、筆者も違わず悩まされている一人。便秘のおかげで下腹がポッコリ出てしまうだけでなく、公共交通機関や大切な人とのお出かけで「迷惑をかけないか…」という不安にも悩まされます。例えば大切なデートの日に便秘になってしまった場合は、どうすればいいのでしょうか。
バブルスター社が2019年11月、20~40代の女性1,069人を対象に行った「『便秘』にまつわるあれこれ」の調査では、5人に1人が彼氏や夫の前で、「恥ずかしい思いをした」経験を持っていることが明らかになったそうです。
そして、「現在のお腹の調子は?」という質問では、「便秘がち」(40.8%)、「ひどい便秘」(7.2%)と回答した人が「快調」(42.7%)と回答した人を上回り、2人に1人が便秘に悩んでいる実態が判明したそう。便秘に悩む人に「お悩みの症状は何ですか?」と質問した結果は、「お腹の張り」(47.9%)が最も多く、「おなら」(37.0%)、「肥満」(26.6%)、「肌荒れ」(25.4%)、「お腹が鳴る」(21.4%)が続いたといいます。
また、「便秘のせいで彼氏や旦那さんの前で恥ずかしい思いをしたことはありますか?」という質問には、5人に1人が「ある」(20.0%)と回答。「便秘が続いた後に彼氏の前でお腹をくだし、急いでトイレへ駆け込んだらすごい音がした」(30代/パート・アルバイト/宮崎県)、「車の中でおならをした。密室で窓も開けて無かったから、匂いを隠しきれなかった」(40代/専業主婦/神奈川県)、「イチャイチャしている最中におならした」(30代/パート・アルバイト/岩手県)などの経験談が寄せられたそうです。
便秘は、食生活による腸内環境の悪化だけが原因ではありません。便秘を気にし過ぎてしまうと、精神的な原因から治りにくくなったり、そのことで別の不調も起こしてしまったりする可能性も……。腸内環境を整える食生活や適度な運動習慣を取り入れるだけでなく、気にせずに過ごし、失態を起こす前に、(こまめに)トイレなどで出してしまうことも大切かもしれませんね。
とはいえ、おならもお腹の不調も、自分自身ではどうにもコントロールができない部分も大きいですから、便秘による失態だけで人間性を判断しないでいただけるよう(むしろ「そんな小さなこと! それよりあなたと一緒に過ごすことの方が価値がある」と思っていただけるよう)、自分を磨きたいものですね。
(Nao Kiyota)