竹内涼真主演ドラマ「テセウスの船」(TBS系)が1月19日夜9時にスタートし、初回平均視聴率は11.1%だった。
物語は、31年前に北海道音臼村の小学校で発生した無差別毒殺事件で警察官の佐野文吾(鈴木亮平)が逮捕される。だが、文吾は死刑囚となった今も無罪を訴え続けている。その息子・田村心(竹内)は、母親の旧姓を名乗りながらずっと下を向いて生きてきた。そんな心には、彼のよき理解者であり、臨月の妻・由紀(上野樹里)がいる。由紀は、文吾が冤罪ではないかとの疑問を抱いて調べていたが、女児を出産する際に亡くなってしまう。
心は、由紀の遺言“お父さんの無実を信じて”に心動かされ、文吾に会いに行く途中、音臼村を訪れる。そこで、父の事件が起こる直前の時代にタイムスリップする…。
原作は、東元俊哉氏による同名漫画。視聴者からは「すごい初回から内容が濃い。今期いちばんおもしろいかも!」「今期いちばん見応えある!」「スペシャルドラマかと思うぐらいのスピードや内容の濃さ」「さすが日曜劇場。期待どおり面白い」など、前評判の期待を裏切らない展開に、大いに満足したようだ。
「原作ファンからは、あまりに速い展開に“マンガ読んでない人、ついてこれる?”と心配されるほどでした。原作は10巻まであり、省略できそうなエピソードはほぼないので、1秒も見逃せないですね。原作を読んで真相を知っていても、ドラマではその役を誰が演じているのかわかない。漫画を読み終わった人でも、ハラハラしながら純粋にドラマを楽しめそうです」(ドラマウオッチャー)
初回から満足度の高い今作。視聴率をどこまで伸ばせるか期待がふくらむ。